ティーカッププードルとタイニープードルの違いとは?健康に育てるために気をつけることとは
#犬種図鑑
テディベアのような可愛らしさを持つプードル、今では体のサイズにもバリエーションがあります。
小型犬として室内で飼えるトイプードルを知っている人は多いと思いますが、さらに小さなティーカッププードルとタイニープードルも存在します。
今回は、小さくて可愛らしいティーカッププードルとタイニープードルについて、その違いや健康に育てるために注意したいことなどをまとめました
。プードルの種類が気になっている人は、ぜひご覧ください。
タイニープードルとティーカッププードルの違いとは?
プードルは、呼び方によってそのサイズが異なります。
トイプードルは街中や近所で見かけることも多いサイズとなっていますが、タイニープードルやティーカッププードルとなると、さらに小さくなります。
それぞれの違いについて、詳しく見ていきましょう。
タイニープードルについて
タイニープードルはトイプードルより一回り小さな犬で、体高は20~27㎝程度、体重は2~3㎏となっています。
超小型犬に分類され、明るく、人にもよくなつく性格を持っています。
体が小さい分神経質で怖がりな一面もあるため、大きな物音などには驚きやすいです。
また、ちょっとした段差などで怪我をしてしまう恐れもあるので、タイニープードルが過ごす空間を整えることが必要です。
ティーカッププードルについて
ティーカッププードルは、タイニープードルよりもさらに小さなプードルです。
体高は23㎝以下、体重は2㎏以下と、まるでぬいぐるみのようなサイズ感です。
基本的な性格はトイプードルやタイニープードルと変わらず、陽気で元気いっぱい、人懐っこいのが特徴です。
一方、タイニープードルのところでも触れたように、体が小さい分神経質な面を持ちます。
環境が変化したり物音に驚くといったことも見られるため、安心して過ごせる環境を整えてあげることが重要です。
タイニープードルとティーカッププードルを健康に飼育するためのポイント
タイニープードルとティーカッププードルを飼育するうえでは、健康に気を付けながら飼い主さんがお世話をすることが大切となります。
他の犬種より体が小さめな分注意すべきポイントもあるので、ぜひ確認しておきましょう。
室内飼いが基本
体が小さく臆病という性格から考えて、基本は室内飼いが良いです。
室内でケージやベッドなどのスペースを確保し、落ち着いて過ごせる環境を整えてあげましょう。
室温にも気を付けて、夏場や冬場はエアコンを上手に活用し、快適な空間にすることが重要です。
室内の家具の配置や危険なものがないかを確認すること
室内飼いが基本となるタイニープードルとティーカッププードル、周りに危険なものがないかの確認も必須です。
滑りやすいところにはマットを敷く、高いところに上れないように対策を取る、危ない箇所には入れないようゲートを設置する・・・など、細かいことに注意し、様々なことを想定しながら準備をしましょう。
ほんの少し高いところや階段から落ちてしまった際、体の小さなタイニープードルやティーカッププードルにとっては一大事となります。
最悪の場合、命を落とす危険もあるため、安全に思われる室内の環境も整えることが重要なのです。
日々の運動も忘れずに、夏場は熱中症対策を
タイニープードルとティーカッププードルは、小柄な体つきであるものの運動が大好きです。
飼い主さんとの散歩も楽しみにしているので、1日2回の散歩を心がけるようにしましょう。1回の散歩は30分ちょっとくらいで良いです。
1時間以上散歩をすると足に負担がかかるので、長すぎず短すぎずがポイントとなります。
被毛のお手入れもこまめに
トイプードルと同じく、タイニープードルとティーカッププードルはくるくるとした柔らかい巻き毛が特徴的です。
ウェーブがかかった毛は絡まったり毛玉ができやすいので、被毛のお手入れも欠かせません。
週に1回はブラッシングを使ってお手入れをするようにし、月に1回はトリミングも必要となります。
信頼できるトリミングサロンを見つけておくと、安心して任せることができるでしょう。
うっかり人間の食べ物を食べてしまわないよう配慮も
室内で犬を飼う場合、人間が置いたままにしている食べ物をうっかり食べてしまうというトラブルも起こりやすいです。
タイニープードルやティーカッププードルにおいても同じことが言えるので、食べ物を置く場所には細心の注意を払いましょう。
食べ物によっては、犬の命に関わるものもあります。
食事以外でダイニングテーブルに食べ物を置かないようにする、犬の手の届かないところに食べ物を保管しておくなどの対策を取り、危険から守るようにしましょう。
特に、以下のものは、犬の体にとって悪影響となります。
身近な食べ物でもあるので、保管場所にはくれぐれも気を付けてください。
- お菓子類(チョコレートやナッツ類などお菓子全般)
- タマネギやニラ、ネギなどのネギ類
- 牛乳
- コーヒー
- 香辛料
- ぶどうなど
この他にも、犬にとって危険な食べ物はたくさんあります。
タイニープードルやティーカッププードルはちょっとした隙間にも入れてしまうため、危険な場所には入れないよう対策を取りましょう。
タイニープードルやティーカッププードルを健康に飼育するためのポイントは、他の犬種を飼育する際にも当てはまることです。
注意点や様々なリスクを想定し、飼育環境を整えてあげましょう。
プードルの中でも小さなティーカッププードルとタイニープードル、安全かつ健康に飼育するためのコツも知っておくことが大切
ティーカッププードルとタイニープードルは、プードルのなかでも特に小さな種類です。
性格はトイプードルと変わらないものの、日常生活では事故や怪我に注意が必要です。
健康かつ安全に過ごせる環境を整えて、ティーカッププードルやタイニープードルをお迎えしましょう。
細かいことに気を付けて安全な環境を整えることで、飼い主さんも落ち着いて過ごすことができます。