ソルビダドッグフードの評判は?分かりやすく徹底解説
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「SOLVIDA」ソルビダは、食いつきがよく、安全性が高いと評判のプレミアムドッグフードです。
基準の厳しいアメリカのオーガニックフードなので、気になっている飼い主さんも多いのではないでしょうか。
そこで、この記事ではソルビダの評判や原材料、安全性などを徹底的に解説いたします。
ソルビダに興味のある飼い主さんは、ぜひ参考にしてください。
ソルビダドッグフードの基本情報
ソルビダドッグフードは、ペット先進国であるアメリカで製造されている犬の総合栄養食です。
総合栄養食とは、これだけを愛犬に食べさせていても、1日に必要な栄養素・エネルギーは摂取できるという食事です。
日々の食事は愛犬の健康を左右するものであり、どのドッグフードを選ぶかは飼い主さんにとって大切な選択といえます。
ソルビダの特長は、オーガニックの肉・野菜・果物をバランスよく配合しているだけでなく、グレインフリー、無添加と素材・安全性にもこだわっていること。
素材の味を活かしているため犬の食いつきもよく、プレミアムドッグフードといわれています。
ソルビダドッグフードの種類
ソルビダドッグフードには、現在5種類のラインナップがあります。
それぞれの特徴について説明しますので、愛犬の年齢や健康状態に合わせてセレクトしてください。
ソルビダ グレインフリー:ターキー 室内飼育全年齢対応
牛肉や鶏肉にアレルギーがある犬のために作られたオーガニックターキー(七面鳥)を主原料とするフード。全年齢対応なので、子犬からシニア犬まで食べることができます。アレルギーを持つ犬、アレルギーが気になる飼い主さんにおすすめ。
ソルビダ グレインフリー:チキン 室内飼育子犬用
成長期の子犬は、成犬に比べて、エネルギー・タンパク質ともにより多く必要です。この室内飼育子犬用は、高タンパクなオーガニックチキンを主原料に、子犬に必要な栄養をバランスよく配合しています。授乳期の母犬にもおすすめです。
ソルビダ グレインフリー:チキン 室内飼育成犬用
室内で飼育され運動不足になりがちな成犬のために、オーガニックチキンを主原料としカロリー控えめに作られたフード。犬は8〜10ヶ月くらいで成犬となるため、8ヶ月以上を目安に様子を見ながら成犬用フードに切り替えていきましょう。
ソルビダ グレインフリー:チキン 室内飼育7歳以上用
シニア犬の健康を考え、消化吸収の良いオーガニックチキンなどを主原料としたフード。運動量がどうしても少なくなるシニア犬に合わせて脂質も抑え、高タンパク・低カロリーなのが特徴です。さらに、抗酸化食材をふんだんに使っており、老化防止にも役立ちます。
ソルビダ グレインフリー:チキン 室内飼育体重管理用
太りやすく体重管理の必要な犬のために作られた、低カロリー・低脂肪なフード。食材の品質と食いつきのよさは保ちつつ体重コントロールをすることが可能です。もともと太りやすい犬、避妊・去勢後に体重が増えた犬などにおすすめ。
ソルビダドッグフードの評判、口コミは?
実際のソルビダドッグフードの評判はどうなのでしょうか?
口コミサイトやSNS、amazonレビューなどの中から、リアルな評判や口コミを集めてみました。
良い評判、口コミ
- 小粒なので小型犬でも食べやすそうです。風味もいいのか、がつがつとよく食べてくれます。
- 袋を開けたところ良い匂いがしました。オーガニックなので安心です。
- 続けて与えたところ、2か月ほどで毛艶が良くなりました。
- ターキーが合うようで、アレルギー湿疹が出なくなりました。
- 涙やけが気になりソルビダに変えたところ、かなり綺麗に治ってきて嬉しいです。
どのサイトでも、食いつきがよい、毛艶がよくなった、アレルギーが改善した、涙やけが減った、オーガニックなので安心という良い評価の声が目立ちました。
悪い評判、口コミ
- ソルビダに変えようと少しずつ前のフードに混ぜてみましたが、慣れないのか残してしまいました。
- お腹がゆるくなってしまいました...
- 近くのお店で販売しておらず、継続するのが難しいと感じました。
「食べなかった」という声も一部見られました。ほか、下痢をしたという声も。
確かに穀物入りフードからグレインフードに変えた際には、お腹がゆるくなることがあります。
従来のフードに少しずつ混ぜ10日ほどかけて切り替えていくことで、下痢を防ぐことができます。
また、ソルビダドッグフードは品質管理のため、正規販売店・取扱店は少なめです。
とはいえ、近くの量販店などで購入できないのは、不便と感じる人もいるかもしれません。
評判、口コミをまとめてみると...
わずかに悪い評判はあるものの、すべてのサイトで良い評判、口コミがほとんどでした。
ソルビダドッグフードの評判は、総じて良いといえるのではないでしょうか。
とはいえ、一部の悪い評判・口コミにあるとおり、わずかながら合わない子がいるのも事実です。
ソルビダドッグフードを試してみたい場合、まずは少量から試して愛犬の反応をみるのがおすすめです。
ソルビダドッグフードの安全性は?原材料・成分を徹底調査
安全性が高い、食いつきがよいと高評価のソルビダドッグフードですが、本当に安全性が高いといえるのでしょうか。
ここでは原材料、製造過程、品質管理などから安全性について検証してみます。
原材料・成分を分析
ここでは「チキン 室内飼育成犬用」を例にみていきましょう。
実際に表示されている原材料は以下のとおりです。
オーガニックチキン生肉、乾燥チキン、オーガニック乾燥豆類、オーガニックエンドウ豆粉、オーガニックタピオカ粉、オーガニック乾燥ヒヨコ豆、オーガニック乾燥アルファルファ、天然フレーバー、オーガニックひまわり油*、オーガニック挽き割りフラックスシード、オーガニック乾燥ジャガイモ、鶏脂肪*、エンドウ豆でんぷん、乾燥サーモン、乾燥トマト繊維、乾燥レンズ豆、塩化カリウム、サーモンオイル*、乾燥ビール酵母、チキン軟骨(グルコサミン、コンドロイチン源)、ミネラル類(亜鉛、鉄、銅、コバルト、マンガン、食塩、ヨウ素酸カルシウム、亜セレン酸ナトリウム)、タウリン、オーガニックひまわりの種、乾燥かぼちゃ、乾燥ブルーベリー、オーガニック乾燥にんじん、乾燥ブロッコリー、加水分解酵母(マンナンオリゴ糖源)、ビタミン類(塩化コリン、ビタミンE補助食品、ナイアシン補助食品、ビタミンB1硝酸塩、D-パントテン酸カルシウム、ビタミンB6、リボフラビン補助食品、ビタミンA補助食品、ビタミンD3補助食品、ビオチン、ビタミンB12補助食品、葉酸)、乾燥チコリ根(イヌリン、フラクトオリゴ糖源)、乾燥セージ、乳酸、ユッカフォーム抽出物、ガーリックパウダー、プロバイオティクス微生物(イースト菌、乳酸菌、麹菌、糸状菌、枯草菌)、酸化防止剤(ミックストコフェロール)
成分を見て分かるとおり、添加物など安全性に疑問のある原材料や、肉副産物(羽・クチバシ・骨・血液などのような、食べられる肉以外の部位)など健康の妨げになるような原材料は含まれていませんでした。
次からはさらに細かく、ソルビダドッグフードの特長について分析してみます。
グレインフリー(穀物不使用)
ソルビダドッグフードでは2019年より、小麦・ライ麦、大麦といった穀物類を使用しないグレインフリーを採用しました。
犬の体の構造は肉食動物に近く、穀物を多く含むと、消化されずそのまま排泄されて必要なたんぱく質が不足してしまうのですが、グレインフリーなら安心・安全。また、小麦アレルギーの犬も食べることができます。
主原料が肉類
「チキン」では、オーガニックチキン生肉、乾燥チキンが主原料と表示されていました。
第一原料がオーガニックの生肉というのは大きなおすすめポイントです。
一方、乾燥チキンはオーガニックではありません。しかし、これらもヒューマングレード(人間が食べるのと同じ品質)で、トサカや内臓などの副産物を含んでいないため合格といえるでしょう。
厳格な基準を満たしたオーガニック素材を70%使用
ソルビダのHPには、米国農務省(USDA)が認めたオーガニック認証機関による審査を満たした原材料を70%使用と記載されています。
確かに原材料を見ると、その多くがオーガニック素材。
体の小さな小型犬は人間の赤ちゃんと同じように、農薬、化学肥料、人工添加物などは避けたほうがよいといわれており、正しいフードを与えることで健康を妨げる物質の蓄積を防ぎ、病気になる危険性を減らすことができます。
オメガ3やオメガ6などの不飽和脂肪酸を含む
オメガ3脂肪酸は犬の視力や脳の発達、関節などの炎症抑制、オメガ6脂肪酸は皮膚や被毛の健康維持などに役立ちます。
ソルビダドッグフードでは、フラックスシードやひまわりの種、乾燥サーモンなどを含んでおり、このオメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸をバランスよく摂取できます。
ユッカフォーム抽出物を配合
ユッカフォームとは、ユッカシゲラというハーブのこと。
そのハーブから抽出したサポニンという物質には、便や体臭などを軽減する効果があります。
プロバイオティクス微生物を配合
ソルビダドッグフードには、イースト菌、乳酸菌、麹菌、糸状菌、枯草菌といったプロバイオティクス微生物が配合されています。
このプロバイオティクス微生物は、腸内環境を改善し、免疫力をアップさせてくれるので、健康な体づくりの一環として役立ちます。
ソルビダドッグフードの製造方法、品質管理
原材料がよくても、製造工程や品質管理が悪ければ、ドッグフードの品質低下を招きます。
ソルビダの製造方法、品質管理についても詳しく見ていきましょう。
USDAに認められたオーガニック認定工場で製造
ソルビダドッグフードは、アメリカ国内やカナダなどのオーガニック原料をもとに、米国農務省(USDA)が認めたアメリカ国内のオーガニック認定工場で製造されています。
徹底した品質管理で品質低下を防ぐ
アメリカから日本に輸送するときには、3層構造の容器で輸出。温度・湿度が気になる赤道ルートを使わず、輸入されています。
また、日本到着後には、定期的に酸価値の測定を行うなど、品質管理もしっかりと行われています。
ソルビダドッグフードの1日の給与量はどれくらい?
次に、ソルビダドッグフードの1日の目安となる5種類の給与量を見ていきましょう。
給与量はフードの種類、犬の年齢、体重などによって異なります。
ターキー 室内飼育全年齢対応
下記の1日の給与量を、数回に分けて与えます。
体重(kg) | ~3ヶ月 | ~6ヶ月 | 6~9ヶ月 | 9~12ヶ月 | 1歳以上 |
1 | 57 | 50 | 43 | 36 | 29 |
2 | 96 | 84 | 72 | 60 | 48 |
2.5 | 114 | 99 | 85 | 71 | 57 |
3 | 130 | 114 | 98 | 81 | 65 |
5 | 191 | 167 | 143 | 119 | 96 |
9 | 297 | 260 | 223 | 186 | 148 |
10 | 321 | 281 | 241 | 201 | 161 |
20 | 540 | 473 | 405 | 338 | 270 |
25 | 639 | 559 | 479 | 399 | 319 |
30 | 732 | 641 | 549 | 458 | 366 |
チキン 室内飼育子犬用
以下の量を6ヶ月まで1日3回、6〜12ヶ月まで1日2回に分けて与えます。
また、妊娠中の犬は13ヶ月以上成犬の1.5倍、授乳中の犬は13ヶ月以上成犬の2〜3倍が目安となります。
体重(kg) | ~3ヶ月 | 3~6ヶ月 | 6~9ヶ月 | 9~12ヶ月 | 1歳以上 |
1 | 55 | 48 | 41 | 34 | 27 |
2 | 92 | 81 | 69 | 58 | 46 |
2.5 | 109 | 95 | 82 | 68 | 54 |
3 | 125 | 109 | 94 | 78 | 62 |
5 | 183 | 160 | 137 | 115 | 92 |
9 | 285 | 249 | 214 | 178 | 143 |
10 | 308 | 270 | 231 | 193 | 154 |
20 | 518 | 453 | 389 | 324 | 259 |
25 | 613 | 536 | 459 | 383 | 306 |
30 | 702 | 615 | 527 | 439 | 351 |
チキン 室内飼育成犬用
下記の1日の給与量を、数回に分けて与えます。
体重(kg) | 給与量(g) |
1 | 29 |
2 | 48 |
2.5 | 57 |
3 | 65 |
4.5 | 88 |
5 | 96 |
9 | 148 |
10 | 161 |
15 | 218 |
チキン 室内飼育7歳以上用
同じく下記の1日の給与量を数回に分けて与えますが、犬の様子を見て1回の量を減らし回数を増やしたり、水を入れてふやかしたりしてあげてください。
体重(kg) | 給与量(g) |
1 | 30 |
2 | 51 |
2.5 | 60 |
3 | 69 |
4.5 | 94 |
5 | 101 |
9 | 157 |
10 | 170 |
15 | 231 |
チキン 室内飼育体重管理用
下記の1日の給与量を、数回に分けて与えます。
体重(kg) | 給与量(g) |
1 | 32 |
2 | 54 |
2.5 | 64 |
3 | 74 |
4.5 | 100 |
5 | 108 |
9 | 168 |
10 | 181 |
15 | 246 |
愛犬に合わせた量を与えよう
上記の給与量は、あくまでも目安です。
犬種、運動量、去勢・避妊手術の有無、年齢、健康状態などによって与える量は変わります。
例えば、ドッグスポーツをする習慣のある犬などは、より多くの量が必要となるでしょう。
ソルビダドッグフードのHPでは、より詳しい給与量が記載されていますので、ぜひ参考にしてください。
ソルビダドッグフードのメリット・デメリット
安全性が高く、評判も良いソルビダドッグフードですが、デメリットはあるのでしょうか?
今までの内容を踏まえつつ、改めてメリット・デメリットを比較してみました。
ソルビダドッグフードのメリット
- 食いつきがよい
- オーガニック、無添加と安全性が高い
- 健康に良い素材が配合されている
- グレインフリーでアレルギーがある犬も安心
- 品質管理の基準が高く、劣化の可能性が低い
評判、フード、品質管理、共に優れていることが分かりました。
良いところが目立ちますが、デメリットはあるのでしょうか?
ソルビダドッグフードのデメリット
- 価格帯が高め
- 取り扱っている店が少ない
ホームセンターやスーパーマーケットなどで手に入るドッグフードは、1kg1,000〜2,000円程度。これに対しソルビダドッグフードは、900gで3,000円以上と約1.5〜3倍ほど高くなっています。
また、品質保持のため、スーパーマーケットなどでは取り扱っておらず、販売店は限定的です。
価格が高めで販売店も限定的なため、ソルビダドッグフードは購入しやすいとはいえないかもしれません。
ですが、今はネット通販も充実していますし、愛犬の健康や寿命を考えると、納得できる価格・販売システムだと考えます。
ソルビダドッグフードの価格は?
ソルビダドッグフードは、全5種類にそれぞれ4サイズの商品があり、犬の大きさなどに応じて使い分けることができるのも特徴です。
ここでは全5種類、4サイズの価格をすべて紹介します。
ターキー 室内飼育全年齢対応
900g:3,025円(税込)
1.8kg:5,412円(税込)
3.5kg:10,076円(税込)
5.8kg:14,473円(税込)
チキン 室内飼育子犬用
900g:3,025円(税込)
1.8kg:5,412円(税込)
5.8kg:14,473円(税込)
チキン 室内飼育成犬用
900g:2,838円(税込)
1.8kg:5,071円(税込)
3.5kg:9,460円(税込)
5.8kg:13,860円(税込)
チキン 室内飼育7歳以上用
900g:3,025円(税込)
1.8kg:5,412円(税込)
3.5kg:10,076円(税込)
5.8kg:14,473円(税込)
チキン 室内飼育体重管理用
900g:2,838円(税込)
1.8kg:5,071円(税込)
3.5kg:9,460円(税込)
5.8kg:13,860円(税込)
一ヶ月使い切る量がセレクトの目安
どの重量のものを選ぶかは、犬が1ヶ月で食べ切れる量かどうかが目安。
大きな単位のフードはお得に感じるかもしれませんが、1ヶ月以上経つと酸化やカビなどの劣化を招くことがあります。
愛犬のサイズや飼育頭数に合わせて、適切な量のものをセレクトしてください。
ソルビダドッグフードは愛犬にとって安心・安全な総合栄養食
ソルビダドッグフードは、アメリカのオーガニック認定機関の認めたオーガニックドッグフードであり、品質管理もクリアした安心・安全な総合栄養食です。ドッグフードのクオリティーや愛犬の健康維持にこだわりたい飼い主さん、食の細い犬、穀物アレルギーの犬などにおすすめのドッグフードといえるでしょう。
ぜひ、ソルビダドッグフードを試してみてくださいね。