ペットカート特集!人気でおすすめランキング【2023年】
#お出かけ
街中などで目にする機会のあるペットカート。
ベビーカーのようなバギーから犬がひょっこりと顔を出している様子は、とても可愛らしいですよね。
最近は色々なメーカーから、多種多様なペットカートが販売されています。
今回は、ペットカートを利用するメリットや、おすすめのペットカートとその選び方について解説します。
「ペットカートを使ってみたい!」
「色々ありすぎて、選び方が分からない……」
そのように考えている人は、ぜひ最後まで目を通してみてください。
ペットカートや犬用バギーを使うメリットは?
愛犬を自分で歩かせるのではなく、ペットカートやバギーに乗せるのにはどのようなメリットがあるのでしょうか。
毎日の散歩の際には愛犬を歩かせることに意味がありますが、ペットカートは長時間のお出かけの際に活躍します。
移動が長時間に及ぶと愛犬が疲れてしまったり、人通りが多い場所ではほかの人に足を踏まれてしまう危険性があります。
そんなとき、ペットカートを使用すれば愛犬を休ませつつ、危険を避けて移動が可能です。
また、夏場に熱くなったアスファルトを避けて移動したいときにも、ペットカートがあると非常に便利です。
加齢や病気により歩くのが困難になってしまった際にも、ペットカートに乗せて外に出してあげると、気分転換やストレス解消になるでしょう。
愛犬の喜ぶ姿を見ることは、飼い主さんにとっても嬉しいことですよね。
そのほかにも、多頭飼いで複数匹いっぺんに抱っこするのが難しい場合や災害避難の際にも、ペットカートは活躍します。
なにかと役に立つアイテムなので、1台は持っておくのがおすすめです。
ペットカートを選ぶ際のポイント
ペットカートには色々な形状・デザインがあります。
よく違いが分からず、どれを購入すべきか迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。
ペットカートは実際に愛犬を乗せて使うもののため、安全性や利便性が気になるところですよね。
ここでは、ペットカートを選ぶ際にチェックしておきたいポイントを紹介します。
愛犬にとって快適なペットカートを選んであげましょう。
サイズ・耐荷重を確認する
愛犬の安全を守るため、ペットカートのサイズ・耐荷重は必ず確認しましょう。
愛犬が入るカゴの部分を「コット」といいます。
コット部分は、中で愛犬がくるっと一回りできる広すぎず狭すぎないスペースが必要です。
コットの高さは、愛犬がおすわりをした状態でも外の景色を眺められる程度が理想。
奥行きは、中で愛犬が伏せをして寝られる程度を目安としましょう。
耐荷重は、愛犬の体重の2倍以上のものを選ぶのがおすすめ。
体重と耐荷重が同じものを選ぶと、中で犬が動いた際にどこか一部に負荷が集中し、壊れてしまうおそれがあります。
愛犬がケガをしないよう、耐荷重は余裕を持って選びましょう。
安全性を確認する
愛犬の安全を確保するために、ペットカートに以下のような機能がついているかを確認しておくのがおすすめです。
- 飛び出し防止用リード
- 日除け用フード
- 通気性
ふと目を離した隙に愛犬がコットから飛び出したり転倒したりしないよう、コット内に飛び出し防止リードがあると安心です。
さらにコットが内側から開けられないタイプだと、飛び出しや脱走を防げます。
また、日除け用フードの有無やコット部分の通気性なども非常に重要。
犬は人間に比べて体温調節が苦手な動物です。
特に夏場の暑い時期は熱中症を防止するためにも、暑さ対策のできるペットカートを選びましょう。
コット部分や日除けがメッシュ素材のものは適度に風が入り、直射日光を避けられますよ。
機能性で選ぶ
せっかくペットカートを購入するなら、機能性が充実したものを選びたいですよね。
ペットカートはコット部分とカート部分を取り外して使える「分離型」、使用しないときにはコンパクトにおりたためる「折りたたみ型」があります。
特に分離型は、動物病院へ連れて行くときや電車・新幹線などに乗る際にキャリーバッグとしても使えるので、非常に便利です。
ポケットや収納がたくさん付いているペットカートなら、おやつや水・エチケット袋など必要なものを一緒に持ち運べますよ。
車輪の数で選ぶ
車輪の数も、ペットカート選びの際に確認しておきたいポイントです。
ペットカートは、主に3輪タイプと4輪タイプの2つに分かれます。
3輪タイプは軽量なものが多く、小回りが効くのがメリット。
狭い場所でも通りやすく、階段を登る際もラクに持ち上げられます。
前輪のタイヤがダブルタイヤ、もしくは大きめのペットカートだと、より安定感が増します。
4輪タイプは安定感に優れています。
重量があり小回りは効きにくいですが、デコボコな道でも通りやすいです。
多頭飼いの場合は、安定性のある4輪タイプがおすすめ。
車輪の素材で選ぶ
車輪の素材によって、ペットカートの走り心地は大きく異なります。
素材は主にプラスチック製、ゴム・EVA製の2つです。
プラスチック製は軽量で持ち上げやすく、手頃な価格のものが多いのが特徴。
軽いので持ち運びはしやすいですが衝撃吸収力は低く、ペットカート全体へ振動が伝わりやすかったり、走行時にガラガラと音が気になりやすいのがデメリットです。
一方、ゴム・EVA製のペットカートは衝撃吸収性に優れており、走行時の音も気になりません。
デコボコの道でも、プラスチック製の車輪に比べてスムーズに走行できるでしょう。
しかしゴム製は車や自転車のタイヤと同じ材質のため、パンクするおそれがあります。
万が一パンクした際は、自転車修理のお店などで修理してもらってくださいね。
手入れのしやすさで選ぶ
ペットカートを使用しているときの便利さ・快適さはもちろんのこと手入れのしやすさや使用しないときの収納性なども重要なポイントといえます。
清潔な状態を保ち愛犬が快適に過ごせるよう、ペットカートは定期的な手入れが必要。
コット部分のカバーやマットは取り外して丸洗いできるものがおすすめです。
使用しないときは、玄関や物置で保管することが多いでしょう。
折りたたんだときに自立するか、置き場所に見合ったサイズであるかも確認してみてくださいね。
ペットカートを使用する際の注意点
1台持っているとなにかと便利なペットカート。
しかし、使用にはいくつかの注意点も存在します。
正しく使用し、なるべく愛犬の不安や負担を減らしてあげてくださいね。
ここでは、ペットカートを使用する際に気をつけておきたいポイントを紹介します。
普段からペットカートに慣れさせておく
普段から愛犬をペットカートに乗ることに慣れていないと、いざカートに乗せた際にパニックになってしまったり、緊張から具合が悪くなってしまう可能性があります。
「愛犬が嫌がってしまってなかなか出かけられない!」という事態を避けるため、長距離・長時間のお出かけをする前にペットカートに慣れさせておきましょう。
近所に散歩に連れて行く際など、短距離・短時間から慣れさせ、日常的にペットカートに乗る習慣をつけておくのがおすすめです。
事前にトイレを済ませておく
ペットカートに乗せる前に、トイレは済ませておきましょう。
一般的にペットカートを使用する際は、電車や新幹線を利用したり遠出したりと長距離・長時間の移動になることが多いです。
その間ずっとトイレをガマンしなければならないことになると、愛犬の体に負担がかかります。
なるべく愛犬のストレスを軽減してあげられるよう、ペットカートに乗せる際はトイレが済んでからにしましょう。
使用する場所・気温に注意する
愛犬の身の安全を確保するため、ペットカートを使う場所には注意が必要です。
あまりにも人が多い観光地などで使用すると、ペットカートにぶつかられてしまう可能性があり危険です。
周りの人への配慮を忘れず、なるべく混雑する時間帯を避けて使用するのがよいでしょう。
また、コットの中に熱がこもって熱中症にならないよう、注意が必要です。
地面からコットの位置がなるべく高い方が、熱がこもりにくくなります。
通気性のよい素材のペットカートを選び、こまめに水分補給をさせたり冷感マットを使用したりしながら、暑さ対策を行いましょう。
おすすめのペットカートランキング
これまでに、ペットカートを選ぶ際のポイントや注意点などを紹介しました。
それらを踏まえ、実際に愛犬家から人気の高いペットカートをランキング形式で紹介します。
小型犬・中型犬・大型犬に分けて紹介するので、ぜひ愛犬に合うペットカートを見つけてみてくださいね。
小型犬におすすめのペットカートベスト3
まずは、体の小さな小型犬におすすめのペットカートを紹介します。
小型犬は体重は軽いですが、多頭飼いの場合は耐荷重や頭数制限をよく確認して選びましょう。
【1位】SKISOPGO/4輪ペットカート 分離型
小型犬2頭まで乗せられる、分離型のペットカート。
コット部分のカバーは2重構造になっており、暑い日は通気性のよいメッシュカバーを使用できます。
キャリー部分のハンドルにはレザーが使われており、デザインにもこだわりを感じられるのが嬉しいポイント。
使わないときには、ワンタッチでコンパクトに折りたためます。
耐荷重 | 約20kg |
キャリー内寸 | 幅30cm×奥行き85cm×高さ47cm |
飛び出し防止リード | あり |
車輪の数 | 3輪 |
分離 | ◯ |
折り畳み | ◯ |
重量 | 8.4㎏ |
使用時サイズ | 幅48cm×奥行き75cm×高さ100cm |
折りたたみ時サイズ | 幅48cm×奥行き56cm×高さ24cm |
4種類の使い方ができる、分離型のペットカート。
取り外してキャリーバッグとしてはもちろん、キャリーカートとしてスーツケースのように引いて移動したり、車に乗る際にはシートベルトでキャリーを座席に固定したりできます。
カートの手元にはドリンクホルダーや小物入れも付いており、すぐに使いたいアイテムを入れておくのに便利です。
耐荷重 | 10㎏ |
キャリー内寸 | 幅32.5cm×奥行き53cm×高さ36.5cm |
飛び出し防止リード | × |
車輪の数 | 3輪 |
分離 | ◯ |
折り畳み | ◯ |
重量 | - |
使用時サイズ | 幅48cm×奥行き100.5cm×高さ92cm |
折りたたみ時サイズ | 幅48cm×奥行き31cm×高さ84.5cm |
公式サイト:https://www.irisplaza.co.jp/index.php?KB=SHOSAI&SID=P534927
【3位】リッチェル/ペットカート エルフィ
コット部分のカバーが前・後ろ両方から開くので、愛犬の出し入れがスムーズに行えます。
ペットカートの下部には荷物がたっぷり入る収納も付いており、愛犬のおやつやおもちゃも持ち運べます。
折りたたむと自立するタイプなので、どこかに立てかける必要がないのも嬉しいポイント。
耐荷重 | 12㎏ |
キャリー内寸 | 幅30cm×奥行き49cm×高さ23cm |
車輪の数 | 4輪 |
飛び出し防止リード | ◯ |
分離 | × |
折り畳み | ◯ |
重量 | 5.5㎏ |
使用時サイズ | 幅49cm×奥行き74cm×高さ97cm |
折りたたみ時サイズ | 幅49cm×奥行き36.5cm×高さ86cm |
公式サイト:https://www.richell-shop.jp/c/pet/058691
中型犬におすすめのペットカートベスト3
続いて紹介するのは、中型犬におすすめのペットカートです。
ひとくちに「中型犬」といっても体重や力の強さなどは犬によって異なるため、耐荷重はよく確認しておきましょう。
【1位】コムペット/ミリミリEG
ベビーカーやチャイルドシートに採用されている超衝撃吸収素材を採用したペットカート。
走行時の振動を軽減し、快適にお出かけができます。
キャリーカバーは取り外して丸洗いが可能。手入れがしやすいのも嬉しいポイントだといえますね。
耐荷重 | 12㎏ |
キャリー内寸 | 幅27cm×奥行き27cm×高さ25cm |
車輪の数 | 4輪 |
飛び出し防止リード | ◯ |
分離 | ◯ |
折り畳み | ◯ |
重量 | 3㎏ |
使用時サイズ | 幅51.5cm×奥行き74cm×高さ99.7cm |
折りたたみ時サイズ | 幅36cm×奥行き21.5cm×高さ99.5cm |
公式サイト:https://compet.jp/products/cart/milimili_eg.html
【2位】エアバギー/DOME 3 LARGE
大型のタイヤを採用しており、デコボコな道でもスムーズに走行できるペットカートです。
ハンドブレーキを搭載しており、急な一時停止にも対応できます。
折りたたむと厚さ30cmになるので、玄関先や物置でも省スペースで収納可能。
おしゃれなデザインでカラーバリエーションも豊富なので、選ぶ楽しみが広がります。
耐荷重 | 20㎏ |
キャリー内寸 | 幅32cm×奥行き66cm×高さ52cm |
車輪の数 | 3輪 |
飛び出し防止リード | ◯ |
分離 | ◯ |
折り畳み | ◯ |
重量 | 12.1㎏ |
使用時サイズ | 幅53.5cm×奥行き96cm×高さ105cm |
折りたたみ時サイズ | 幅53.5cm×奥行き30cm×高さ82cm |
公式:https://www.airbuggy.pet/dome/dome3/
【3位】ココハート/甘えん坊バギー 3輪
布地部分に600デニールと厚めの生地を採用し、噛んだり爪で引っ掻いたりしても破損しにくいのがポイント。
裏地には防水性のある生地を使っているので、汚れてもサッと拭き取れます。
車輪にはEVA素材を使用しており振動を吸収してくれ安定感があるので、怖がりな犬にも安心です。
耐荷重 | 20㎏ |
キャリー内寸 | 幅33cm×奥行き60cm×高さ53.5cm |
車輪の数 | 3輪 |
飛び出し防止リード | ◯ |
分離 | × |
折り畳み | ◯ |
重量 | 5.2㎏ |
使用時サイズ | 幅47cm×奥行き77cm×高さ91cm |
折りたたみ時サイズ | 幅47cm×奥行き30cm×高さ93cm |
公式:https://takacham.thebase.in/items/17251710
大型犬におすすめのペットカートベスト3
最後に紹介するのは、大型犬におすすめのペットカート。
体が大きい大型犬には、耐荷重はもちろんのことコット部分の十分な広さも確保してあげたいですね。
【1位】エアバギー/NEST BIKE
自転車で牽引できる大型のペットカート。
移動だけでなく、愛犬と一緒にアウトドアを楽しみたい人にもおすすめです。
大きなペットカートですが、折りたたむと厚さがわずか19cmとコンパクトになり、省スペースで収納できるのが嬉しいポイントです。
耐荷重 | 45㎏ |
キャリー内寸 | 幅55cm×奥行き81cm×高さ61cm |
車輪の数 | 3輪 |
飛び出し防止リード | - |
分離 | × |
折り畳み | ◯ |
重量 | 12.4㎏ |
使用時サイズ | 幅79cm×奥行き115cm×高さ101cm |
折りたたみ時サイズ | 幅79cm×奥行き115cm×高さ19cm |
公式サイト:https://www.airbuggy.pet/cube/nest-bike/
【2位】DODOPET/ペットカート 大型犬 4輪
耐荷重60㎏に頑丈なフレームのペットカートで、大型犬とのお出かけにぴったり。
4輪タイプなので安定感があり、かつ前輪は360°回転するためスムーズに方向転換ができます。
ハンドル部分は弾性があり柔らかい素材になっており、長時間走行していても疲れにくい設計です。
耐荷重 | 60㎏ |
キャリー内寸 | 幅64cm×奥行き80cm×高さ64cm |
車輪の数 | 4輪 |
飛び出し防止リード | ◯ |
分離 | × |
折り畳み | ◯ |
重量 | - |
使用時サイズ | 幅64cm×奥行き80cm×高さ110cm |
折りたたみ時サイズ | - |
公式:https://www.dodopet.jp/items/74312462
【3位】エアバギー/CARRIAGE
耐荷重55㎏の大型犬用ペットカート。
コット部分の後方はスロープになっており、足腰の弱った犬でもスムーズに出入りできます。
別売りのルーフをつければ飛び出し防止にもなり安心です。
愛犬を乗せるほか荷物を運ぶ台車としても利用でき、まさに一石二鳥といえるでしょう。
耐荷重 | 55㎏ |
キャリー内寸 | 幅45cm×奥行き82.5cm×高さ55cm |
車輪の数 | 4輪 |
飛び出し防止リード | × |
分離 | × |
折り畳み | ◯ |
重量 | 15.2㎏ |
使用時サイズ | 幅70cm×奥行き127cm×高さ100cm |
折りたたみ時サイズ | 幅70cm×奥行き107cm×高さ45cm |
はじめてペットカートを使う人・購入する人は、「こんなときはどうしたらいいの?」と疑問を抱えることもあるでしょう。
ここでは、ペットカートにまつわるよくある質問にお答えします。
ペットカートで電車や新幹線に乗れる?
鉄道会社によって規定は異なりますが、ペットカートのままでは乗れないことが多いです。
ほとんどの鉄道会社では荷物のサイズに規定が設けられており、ペットカートのままだとサイズオーバーになってしまう可能性が高いでしょう。
そのため、キャリーバッグとしても使える分離型のペットカートがおすすめです。
ペットを連れて公共交通機関を利用するには、乗車前に申告が必要だったり乗車料金とは別に支払いが必要になったりすることがあります。
当日に慌てることがないよう、事前に鉄道会社に問い合わせるなど確認をしておきましょう。
使わないときの保管方法は?
使用しないときは、雨ざらしになってしまうことがないよう室内で保管しましょう。
ペットカートはお出かけの際に使用するものなので、玄関先に置いておくのが便利です。
自立する折りたたみタイプなら、省スペースで収納しやすいのでおすすめです。
使用後は汚れを落とし、キレイな状態で保管しておきましょう。
色々試してから購入したい……レンタルはできるの?
ペットカートは高価なものも多いため、「せっかく買うなら後悔したくない」と考える人も多いのではないでしょうか。
そんなときは、レンタルサービスを利用するのがおすすめです。
通販サイトなどでスペックを確認し「これがよさそう」と感じても、実際に愛犬が気に入ってくれるかどうかは、使ってみないと分かりません。
気になる商品をレンタルし、愛犬との相性を確かめてから購入するという手段もおすすめですよ。
ペットカートを活用して、快適なお出かけを。
あらゆる場面で活躍するペットカートは、愛犬とのお出かけをより楽しいものにしてくれます。
最近はさまざまメーカーから、機能性・デザイン性に富んだペットカートが数多く販売されています。
犬種や使用用途・シーンによって相性のよいペットカートは異なるので、ぜひ本記事を参考にしながら、愛犬にとって快適なものを見つけてあげてくださいね。