ミニチュアダックスが老犬になってきたらどうする?おすすめの食事とは
#ごはん
犬のなかでも人気のある犬種ミニチュアダックス、ふわふわとした毛や低めの背、タレ耳などがとても可愛らしいです。
ペットとして多頭飼いしている人も見かけるほどです。
犬は、犬種によって身体の特徴や食事での注意点が少しずつ異なってきます。
そこで今回は、ミニチュアダックスが老犬になったとき、どんな食事がおすすめなのか見ていきましょう。
年を重ねても元気に過ごせるよう、飼い主が食事に気を付けてあげることが大切です。
ミニチュアダックス、老犬になったときの食事回数はどれぐらい?
元々食べることが大好きなミニチュアダックス、つい食べすぎてしまうことで肥満にもなりやすい犬種です。
この肥満によって病気にかかるリスクも高まるため、飼い主としては日々の食事管理や運動を意識することが求められます。
幼犬や成犬などのライフステージによって必要な食事量は異なりますが、老犬になるとより細かい部分を意識しながらお世話をすることが大切です。
そこでまずは、ミニチュアダックスが老犬になったとき、必要な食事回数やカロリーについて知っておきましょう。
食事回数の目安・・・1日に3~4回
この回数を参考に、愛犬の食事回数も見直してみましょう。
成犬の頃が1日2回なのに対して、回数が増えているのがわかります。
食事はシニア用と記載があるものに変更していくことで、摂取カロリーを調整することが可能です。
食事の回数を増やし、1回の食事量を少し減らすというのがポイントになります。
さらに、ミニチュアダックスは背中や腰に負担がかかりやすい身体であるため、関節をサポートしてくれる成分を配合したドッグフードなどがおすすめです。
手作りする場合にも、関節に良い成分が配合されている食材を選んでみましょう。
食欲が減ってくるミニチュアダックスもいるため、嗜好性が高いフードを選ぶこともポイントとなってきます。
愛犬が老犬になってきたら、食事の回数や量、内容などにもしっかり目を向けることが大切なのです。
老犬に食事を与える際に意識したいこと
ミニチュアダックスが老犬になってきたとき、食事に悩んでしまう飼い主も多いです。
どんなものをどれだけ与えれば良いのか、シニア用と書かれているフードを与えておくと大丈夫なのか・・・少しでも長生きしてもらいたいと考えるとき、毎日の食事には悩んでしまうでしょう。
今では老犬のために作られているフードやサプリなどたくさんあり、手作り食のおすすめレシピなども紹介されています。
無理のない範囲で、年齢に合う食事を与えることが大切です。
その際、以下の点を意識してみましょう。
- 良質な動物性たんぱく質を意識して食事の中に取り入れる(消化吸収に優れ、筋肉づくりにも役立ってくれるから)
- 野菜、海藻類、果物などをバランスよく摂取できるようにする
- コラーゲン、コンドロイチン、グルコサミンといった関節の働きをサポートする成分を意識して取り入れる
老犬になると、身体が急に衰えたように感じてしまいます。
そのため、たんぱく質の量やミネラルのバランス、関節をサポートする成分などに注目して、バランスの良い食事を与えられるようにしましょう。
老犬になってきたミニチュアダックスにおすすめの食事とは?
少しずつ身体が衰えていくなかで、今までなんともなかったことがうまくできなくなったりします。
たとえば、固形のものが食べにくくなったり、粒が大きいと避けるようになったり・・・などと、食事にも変化がみられるようになります。
1日食べないだけでもすぐに痩せてしまい、元気がなくなってしまうことがあるため、老犬にとって食事はとても大切です。
少しでも快適に美味しく食べてもらえるよう、おすすめの食事をご紹介しましょう。
手作りで汁物のご飯を作ってみる
人間も同じですが、身体の器官が衰えると飲みこみにくくなることがあります。
ミニチュアダックスが老犬になってきたときにも起こりうる変化で、そんなときはできるだけ負担を感じずに食べられる食事を用意してみましょう。
そこでおすすめなのが、手作りの汁物ご飯です。
水分の補給にもなり、食材から栄養価を摂取することもできます。
鶏のささみでだしを取り、数種類の野菜を入れて煮込むだけでも立派な食事が完成します。
具材をできるだけ細かく切って、煮込んでいるうちに溶けてしまうくらいの方が老犬にとっては食べやすいでしょう。
ドッグフードはシニア用かつ質の高いものを選ぼう
今では数えきれないほどの種類があるドッグフード、まずはシニア用にどのような商品があるのか調べてみましょう。
そのうえで、含まれている栄養素のバランス、味、食べやすさなどから絞っていくことが大切です。
犬によって年を取るスピードや食べる量、好みの食事などは様々です。
愛犬によりふさわしい食事を与えられるよう、いろいろな商品を試してみるのも良いでしょう。
また、ドライフードばかりではなくウェットフードを間に取り入れるのもおすすめです。
徐々に硬いものが食べづらくなってくるので、食べやすく消化に良いウェットフードも用意しておくと安心です。
不足しがちな栄養素はサプリで補おう
毎日の食事を意識しながら与えることで、老犬になったミニチュアダックスも元気に過ごせるようになります。
しかし、日々の食事では必要な栄養素をしっかり摂取できないこともあります。
そこで、サプリを活用して不足しがちな栄養素を補ってみましょう。
ミニチュアダックスの老犬に摂取してもらいたい栄養素には、関節をサポートする成分や目のトラブルを防ぐことができる成分、皮膚を健康に保つ成分などに注目してみましょう。
また、サプリを選ぶときは、粉タイプで食事に混ぜるだけのものがおすすめです。
負担なく取り入れられるサプリを見つけてみましょう。
ミニチュアダックスが老犬になってきたら食事内容を見直し、日々の健康チェックをしっかりと行なおう
ミニチュアダックスが老犬になってきたら、今までの食事内容を見直すチャンスです。
シニア用のものに切り替えたり、ときには手作り食を作ってみたり、老犬になっても元気に食事が取れるよう工夫してみましょう。
そのうえで日々の健康チェックを続けていくと、老犬のちょっとした変化にも気づくことができ、早く対策を取ることができます。