一人暮らしでも犬を飼いたい!飼う前に備えたい費用や住宅設備について徹底解説
#暮らし
アパートやマンションで一人暮らしをしていると、家で待っていてくれる存在がいてほしいという思いから犬を飼うことについて考え始める人も少なくありません。
室内で飼える犬も多く、一人暮らしにとっては日々の疲れを癒してくれる素敵な家族となってくれるでしょう。
しかし、いざ犬を飼おうとすると、費用や設備が必要になってくるのも事実です。
今回は、一人暮らしで犬を飼うために準備しておきたいことについてまとめてみました。
犬を飼うための条件や考えなければならないこと
可愛く癒してくれる犬を飼いたい、そう思ったとき自身の今の生活において犬をお迎えすることができるか考えてみましょう。
また条件をきちんと揃えられるよう、対策を取ることも大切です。
ペット可の物件かどうかをチェック
一人暮らしだと、アパートやマンションを借りている人がほとんどでしょう。
そこで、今住んでいる物件がペット可かどうかを確認することが大切となります。
ペットを飼ってはいけない物件でこっそり飼っていると、大家さんや住人に知られたとき立ち退きを迫られることもあります。
引っ越ししなければならないので、モラルを持って犬を飼える物件かどうかを確認しましょう。
犬優先の生活に変えて、最後まで責任を持ってお世話できるかどうか
犬を飼うということは、犬のお世話をする時間が増えるということです。
自分が自由に使える時間は減り、犬の散歩や食事、トイレの掃除などを行なうことになります。
散歩の時間を毎日決めて実践する、一緒に遊んであげる時間も確保するなど、犬優先の生活に切り替えていく必要が出てくるのです。
さらに、一度飼うと決めたら、最後まで責任を持ってお世話できるかどうかも考えてみましょう。
法律でも飼育放棄については罰金や懲役が課せられています。
金銭面で余裕があるかどうか
犬を飼う場合、食事やおもちゃ、トイレグッズ、寝具、ケージ・・・など準備すべきものがたくさんあります。
さらに、病院や保険、予防接種などにおいても費用が発生してくるので、金銭的に余裕があることが大事です。
万が一のときの受け入れ先の有無
犬は、飼い主が毎日きちんとお世話をすることで快適に過ごせます。
そんななか、万が一のトラブルが起きることもあるでしょう。
飼い主が病気で入院した、仕事の関係でしばらく家を空けないといけないなど、その事情も様々です。
そこで、万が一のときの受け入れ先もあらかじめ決めておくようにしましょう。
安心して犬を預けられる家族や友人を見つけておき、もしものときに頼れるようにしておくのがおすすめです。
きちんとしつけができる
犬は、きちんとしつけをすることで理解してくれます。
基本的なしつけに加えて、飼い主が留守の間にお利口さんでいてくれるよう、しっかりと教えましょう。
トイレの場所を覚えさせる、無駄吠えをさせないようにするなど、教えるべきことはたくさんあるので飼い主の根気も必要となります。
犬を飼う際にかかる費用とは?
犬を飼うにあたっての条件を確認したら、続いて費用がどれぐらいかかるのか詳しく見てみましょう。
あくまで平均的な額であり、犬種によって異なることがあるという点を前提に確認することが大事です。
以下の費用を参考に、自身が飼いたいと思っている犬種と照らし合わせてみましょう。
飼い始めるまでにはどれぐらいの費用がかかる?
犬を飼い始めるまでにも、準備すべきことはたくさんあります。
費用の内訳を確認してみましょう。
- 生体代・・・10万円~
- 食器・・・2,000円程度
- フードやおやつ・・・約5,000円
- トイレグッズ・・・約5,000円
- ケージやサークル・・・15,000円程度
- キャリーバッグ・・・約10,000円
- ベッド・・・約4,000円
- おもちゃ・・・1,000円程度
- 畜犬登録など・・・約10,000円
最初にかかる費用をみると、犬種や選ぶフードの種類などによって差が出るものの、およそ15万円ほどかかると考えると良いでしょう。
毎月はいくらぐらいの費用がかかる?
では、毎月はいくらぐらいの費用がかかるのでしょうか?
フードやおやつ、トイレ関連のグッズなどが月々の費用として必要なものとなり、最低8,000円程度かかると思っておくと安心です。
その他、ペット保険や病院代などを考えると、月に1万円以上の費用が発生する場合もあります。
また、犬種によっては美容代も必要になってくることもあります。
犬を飼うのに理想的な住宅設備や周りの環境について
犬を飼いたいと考えるとき、今住んでいる物件が犬にとって快適に過ごせるかどうかを考えてみましょう。
合わせて、アパートなどの周りの環境についても調べておくことが大切です。
犬のためにしっかりとスペースを設けられるかどうか
部屋のどこを犬専用のスペースとするか、また犬が居心地よく過ごせるほどの広さがあるかを確認しましょう。
エアコンの有無、家具などの配置、ケージやベッドの大きさなどを調べてみてください。
犬は、縄張りを持って生活する動物です。
留守番のときのイタズラ予防にもなるので、犬が快適に過ごせる空間を作ってあげましょう。
公園や動物病院の場所もチェック
犬と快適に過ごすためには、日々の散歩が楽しくできるかどうか、困ったときに相談できる動物病院があるかどうかも重要なポイントとなります。
毎日の散歩が欠かせない犬、公園やお決まりの散歩コースなどがあると、飼い主自身にとってもリフレッシュや運動不足解消につながります。
また、健康診断や予防接種、急な怪我や病気のときに駆け付けることができる動物病院を見つけておくのも大事です。
犬と少しでも長く一緒にいるためにも、動物病院の存在は欠かせないでしょう。
室内の環境だけでなく、周りの生活環境についてもしっかり目を向けてみてください。
一人暮らしを充実させてくれる犬、きちんと準備をしたうえでお迎えしよう
一人暮らしって家に帰ると何だか寂しくなる、癒しが欲しい・・・そんなふうに感じる人も多いです。
そんなときそばにいてくれる犬は、かけがえのない存在になるでしょう。
今住んでいる部屋で飼えるかどうか、どれぐらいの費用がかかるかなどを確認したうえで安心して過ごせる環境を作ってみてください。