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フレンチブルドッグの性格とは?特徴や飼い方など徹底解説

#犬種図鑑

フレンチブルドッグの性格とは?特徴や飼い方など徹底解説

鼻ぺちゃで大きな瞳のフレンチブルドッグは、クルクル変わる豊かな表情が魅力です。この記事ではフレンチブルドッグの性格や特徴をはじめ、飼い方のポイントなどについて詳しく解説していきます。フレンチブルドッグと暮らしている方はもちろん、これからお迎えする方もぜひ参考にしてください。

フレンチブルドッグってどんな犬?

フレンチブルドッグってどんな犬?

フレンチブルドッグは、コンパニオンドッグ(人間の伴侶犬)、トイドッグ(小さい愛玩犬)と呼ばれるグループに属する犬種です。大きさは小型犬〜中型犬の中間で日本でも人気上昇中。まずはその身体的特徴について説明します。

フレンチブルドッグの大きさ・外見の特徴

フレンチブルドッグの成犬の大きさは、オスとメスとではやや異なりますが、体高が24cm~35cm、体重は8〜14kgです。小型でありながら力強い体つきで、短くがっちりしており、全体的にコンパクトな体型です。骨格がしっかりしていて筋肉質なことも特徴です。

また、外見の大きな特徴である鼻(マズル)は短く詰まっています。このような犬種のことを短頭種といいます。パグやシーズー、チャウチャウなども短頭種に分類されます。

フレンチブルドッグの毛色

全身短い毛に覆われたフレンチブルドッグ。フォーン・ブリンドル・パイドの3種類がジャパンケネルクラブに認められています。

フォーン

フォーンとは、英語で「子鹿のような薄い茶色」という意味です。フォーンのフレンチブルドッグは、体は明るいベージュ色で鼻周りは黒っぽいことが特徴です。

ブリンドル

黒毛をベースに茶やベージュなどの色がはいった、フレンチブルドッグのなかで最もオーソドックスな毛色です。

パイド

白色をベースに、黒やフォーンの柄が入ったタイプ。顔の左右、または片側だけに柄がはいっていることが多く、個性的な毛色です。

フレンチブルドッグの平均寿命

フレンチブルドッグの寿命は10~14年。同じ大きさのほかの犬種に比べてやや短命です。

短頭種で呼吸器関連の病気が多いことも短命の原因になっています。また、フレンチブルドッグ愛好者のあいだでは「10歳の壁」という言葉があり、10歳を超えることがひとつの目標となっています。

フレンチブルドッグの歴史

フレンチブルドッグの歴史

フレンチブルドッグの起源には諸説ありますが、祖先は古代ローマの軍用犬モロシア犬(マスティフ・タイプの大型犬)であるといわれています。近代になるとさまざまな犬種と交配され、現在のフレンチブルドッグに近づいていきました。

18世紀にフレンチブルドッグ誕生

フレンチブルドッグの祖先は、イングリッシュブルドッグというイギリス原産の大型の闘犬です。18世紀にイギリス人の手によってフランスに渡りました。

1860年代、パリのブリーダーがイングリッシュブルドッグを小型化するためのブリーディングを開始。テリアやパグと交配されてフレンチブルドッグの原型が誕生しました。当初はネズミ捕り用の犬として下町の人夫や肉屋、御者などに飼われていましたが、愛嬌のある風貌と陽気な性格から上流社会にも広く受け入れられるようになりました。

アメリカに渡り人気を博す

その後、フレンチブルドッグはフランスを旅行していたアメリカ人によってアメリカへと渡ります。原産国のフランスでは垂れ耳が好まれていましたが、アメリカでは耳の立った「コウモリ耳」のフレンチブルドッグに人気が集まりました。現在でもアメリカタイプとヨーロッパタイプのフレンチブルドッグが存在しています。

また、日本には大正時代に輸入され、昭和初期にかけて多く飼われるようになりました。戦争を経て人気も種の数も減少していきましたが、近年ふたたび人気を集めるようになりました。

フレンチブルドッグの性格の特徴

フレンチブルドッグの性格の特徴

フレンチブルドッグは、コンパニオンドッグ特有の穏やかな性格で比較的飼いやすい犬種です。ただし、一方では寂しがり屋で興奮しやすいという性格を持ちあわせています。ここでは、フレンチブルドッグの性格について詳しくみていきましょう。

好奇心旺盛で陽気な性格

クルクル変わる表情がかわいらしいフレンチブルドッグ。その表情のとおりに明るく、好奇心旺盛な性格をしています。社交的でほかの犬と遊ぶことも好きなので、多頭飼いにも適しています。

また、甘えん坊な性格で飼い主さんが大好きなので、一緒に遊んであげるととても喜びます。穏やかな性格でもあるので、小さな子どものいる家庭や年配の方だけの家庭でも飼いやすい犬種です。ただし、寂しがり屋なので長時間のお留守番にはあまり向いていません。

気まぐれで興奮しやすい性格の一面も

フレンチブルドッグは気まぐれなため、長時間ひとつのことに集中することが難しい性格です。また、興奮しやすいという一面をもっており、普通にお散歩したり、遊んだりしているつもりでも興奮スイッチが突然ONになってしまうことがあります。一度スイッチが入ると暴走してしまうことが多いため、十分な注意としつけが必要になります。

フレンチブルドッグの飼い方

フレンチブルドッグの飼い方

フレンチブルドッグの性格や特徴への理解が深まったところで、飼い方やしつけのポイントについて解説していきます。明るく陽気だけれど興奮しやすい性格への対処法、短頭種が気をつけるべき健康上の注意点など、どのようにすれば愛犬と楽しく過ごしていくことができるか考えていきましょう。

しつけのコツ

フレンチブルドッグは褒められて伸びるタイプの犬種なので、厳しく叱ったり、体罰をあたえたりすることは絶対にしてはいけません。また、性格的に気まぐれなところがあり、長時間集中することが難しいことを理解したうえでしつけをおこないましょう。

トレーニングは短時間で何度も繰り返す

トレーニングの時間は長くても20分、できれば10分程度にとどめ、1日に2回、3回と繰り返しおこないましょう。できなくても叱らずに励まし、できたらしっかり褒めておやつをあげてください。

「スワレ」「マテ」などのコマンドは声かけだけではなく、ジェスチャーでもできるようにトレーニングします。愛犬が得意なコマンドで成功させてあげて、最後に褒めてからトレーニングを終了するとよいでしょう。

覚えておきたい基本のコマンド

フレンチブルドッグと生活するなかで、覚えておきたい基本のコマンドには次のようなものがあります。

  • イイコ、ヨシ
  • マテ
  • スワレ
  • ダメ
  • フセ
  • オテ
  • オカワリ
  • オイデ

興奮しないためのトレーニング

興奮しやすい性格のフレンチブルドッグも、考えられる力を育てることで落ち着かせることができるようになります。たとえば、遊びながらトレーニングのできる知育トイや基本のコマンドによるトレーニングでセルフコントロールを学ばせていくとよいでしょう。

また、飼い主さんとのひっぱりっこ遊びも、フレンチブルドッグが興奮したときの「追いかけたい」「噛みたい」という気持ちをおもちゃに向けさせることができるので効果的です。

暑さ対策をしっかりとおこなう

短頭種であるフレンチブルドッグは、暑さに弱く熱中症になりやすい犬種です。マズルの長い犬は、暑くなるとハアハアと浅く早い呼吸をして熱を逃がしますが、短頭種はこのような呼吸が苦手で熱を逃すことができません。

そのため、中頭種や長頭種よりも徹底した熱中症対策が必要です。暑い時期にはエアコンを使うだけではなく、カーテンを引いて直射日光をさえぎったり、冷感素材の服を着せたりして暑さ対策をしましょう。

フレンチブルドッグのお散歩

フレンチブルドッグに長時間のお散歩は必要ありません。ただし、肥満防止やストレス発散のためにお散歩は欠かさずおこないましょう。

成犬の場合、朝夕合わせて20〜30分程度が目安です。子犬やシニア犬は10〜20分程度でよいとされていますが、その日のコンディションをみて調整してください。また、暑い時期のお散歩は、日差しが弱く涼しい時間帯に済ませるようにしましょう。

フレンチブルドッグのお手入れ

フレンチブルドッグは抜け毛が多いため、毎日ブラッシングをしてお手入れしてあげましょう。ブラッシングには、抜け毛の除去やマッサージにはラバーブラシ、ホコリの除去や被毛の維持には獣毛ブラシがおすすめです。

また、顔のシワに皮脂やほこり、涙などがたまってしまうのでこまめに拭いてあげる必要があります。シャンプーや爪切り、耳掃除も月1回程度おこないましょう。

フレンチブルドッグにおすすめのフードは?

フレンチブルドッグにおすすめのフードは?

愛犬に健康で長生きをしてもらうためには、栄養が過不足なく含まれた総合栄養食(ドッグフード)がおすすめです。また、フレンチブルドッグは肥満になりやすいため、フードの基準量を守ることも大切です。

ドッグフードを選ぶときのポイント

ドッグフードは、添加物が少なく高タンパク・低カロリーなものを選びましょう。また、原材料をしっかりと確認することも重要です。

ほとんどのフードには包装に原材料が表示されているので、購入の際にチェックしてください。ここでは、ドッグフードを選ぶときのポイントについて解説していきます。

動物性タンパク質が多く含まれているものを選ぶ

原材料名は含まれている割合の多いものから順に表示されています。先頭に書かれているものが「鶏肉」であれば、すべての原材料のなかで「鶏肉」が最も多く含まれていることになります。フードによっては「〇%」と割合が書いてあるものもありますので、動物性たんぱく質が多いフードを選ぶときの参考にしてください。

原材料がはっきりと表示されているものを選ぶ

どこから仕入れたか分からない、どのような動物・肉を使っているのか分からないといった原材料は、「肉類副産物」「肉類」などと表示されていることがあります。愛犬の健康のためにも「牛肉」「サーモン」など、はっきりと原材料名が表示されたフードを選びましょう。

穀物の含まれる量が少ないものを選ぶ

小麦粉やとうもろこしなどの穀物は、体の痒み、抜け毛、フケなどのアレルギー症状を引き起こす可能性があります。フレンチブルドッグはアレルギーを起こす子が多いので、特に注意が必要です。最近は穀物を含まない「グレインフリー」のフードも増えています。

添加物の含まれる量が少ないものを選ぶ

日本では「ペットフード安全法」(農林水産省・環境省)により、一定の量を超えて摂取すると害をおよぼす可能性のある添加物が定められています。該当する原材料が含まれている場合は含有量に注意しましょう。また、人工香料や着色料が含まれているフードもできるかぎり避けましょう。

ACANA「ハイエストプロテイン ドッグフード パシフィカレシピ」

ACANA「ハイエストプロテイン ドッグフード パシフィカレシピ」

https://lutie.jp/products/detail/284

丸ごとのサバやニシン、メバル、カレイなどの高品質な魚だけの動物原材料を70%配合した、高タンパク質のドッグフードです。人工着色料・人工香料・人工保存料無添加なので、安心して与えることができます。また、オメガ3脂肪酸も豊富に含まれているため、皮膚トラブルの多いフレンチブルドッグにおすすめです。

2kg:8530円(税込)

Kia Ora「ドッグフード ラム&サーモン」

Kia Ora「ドッグフード ラム&サーモン」

https://lutie.jp/products/detail/105

「ドッグフード ラム&サーモン」は、犬が栄養をしっかり摂取できるように消化吸収に優れた肉を多く配合しています。なかでも主原料はLカルニチンが豊富なラム肉なので、脂肪燃焼効果にも期待ができます。

また、穀物は使用しておらず、アレルギーへの配慮もされています。消化器官が弱く、肥満になりがちなフレンチブルドッグにぴったりのフードです。

450g:2068円(税込)

Orijen「ドッグフード オリジナル」

Orijen「ドッグフード オリジナル」

https://lutie.jp/products/detail/290

「ドッグフード オリジナル」は、良質な動物性原材料を85%含む高タンパク質な無添加フードです。自社キッチンで丁寧に調理しており鮮度も良く、ビタミン、ミネラルも豊富なフードです。肉、内臓、軟骨、骨を丸ごと使っているので、フレンチブルドッグの関節ケアにも向いています。

340g:1958円(税込)

フレンチブルドッグの価格相場

フレンチブルドッグの価格相場

フレンチブルドッグは他の犬種と比較して骨盤が小さく、子犬の頭が大きいために出産時には帝王切開が必要です。そのため、自然分娩できる犬種より価格が高くなる傾向にあります。

相場は20万〜50万円

おおよその相場は20万〜50万円です。フレンチブルドッグの価格は、体つきや顔つき、健康状態、血統書の有無、性別などのほかに毛色によっても変動します。

フォーンやブリンドルはほかの毛色にくらべると高額になる傾向があります。ただし、パイドも片側だけ黒かったり、体の前だけ白くなるエプロンという柄だったりすると高額になります。

フレンチブルドッグがかかりやすい病気

フレンチブルドッグがかかりやすい病気

フレンチブルドッグは呼吸器系や目の病気が多い犬種です。同様に皮膚トラブルや腫瘍も多い傾向にあります。ここでは、フレンチブルドッグがかかりやすい病気についてまとめました。もし、愛犬に疑わしい症状がみられるようであれば、すぐに獣医師に相談しましょう。

目の病気

フレンチブルドッグは、眼球が大きく突出しているため目の病気にかかりやすく、なかでも多くみられるのが角膜腫瘍と結膜炎です。角膜潰瘍は眼の表面にある角膜が欠損してしまう病気で、外傷や感染症、ドライアイなどが原因で発症します。

また、結膜炎は異物の混入やアレルギー反応、さかさまつ毛などが原因で結膜に炎症を起こす病気です。いずれの病気も、目をかゆがってこする、白目が充血する、膿(うみ)のような目やにが出る、涙がとまらないといった症状がみられます。

呼吸器系の病気

フレンチブルドッグは短頭種であるため、鼻やのどの構造が狭く、鼻腔狭窄や軟口蓋過長などの呼吸器系の病気を先天的にもっていることがあります。

鼻腔狭窄は鼻腔が狭くなることで、軟口蓋過長はノドの奥にある軟口蓋が長く厚くなることで呼吸が妨げられるようになります。暑くないのにハアハアいったり、少しの運動でもガーガー音をたてて息をしたりする症状がみられますが、そのような場合は熱中症にもなりやすいため十分注意しましょう。

皮膚の病気

フレンチブルドックに多くみられる皮膚病として、膿皮症と犬アトピー性皮膚炎が挙げられます。膿皮症は、皮膚に常在するブドウ球菌が増殖して炎症を起こす感染症です。

湿疹やフケ、円形脱毛などが典型的な症状です。治療は抗生剤や薬浴などでおこないますが、何よりもブドウ球菌を増殖させないことが大切です。シャンプーやスキンケアをしっかりとすることで増殖を予防することができます。

犬アトピー性皮膚炎は全身に痒みをともなうアレルギー性の病気で、アレルゲンはハウスダスト・花粉・節足動物などさまざまです。炎症コントロールがおもな治療となりますが、ブラッシングでアレルゲンを除去するなど、日常での対処も必要です。

悪性腫瘍(がん)

フレンチブルドッグがかかりやすい悪性腫瘍で代表的なものは、肥満細胞腫とリンパ腫です。肥満細胞腫の特徴は、表皮が脱毛してイボのようなものができ、その中心が赤っぽい色になることです。また、リンパ腫はリンパ節に存在するリンパ球が腫瘍化する病気で、発生する部位によって症状も異なります。

悪性腫瘍を発症すると、体重減少や食欲減退、ぐったりして元気がないといった症状が比較的多くみられます。早期発見・早期治療が重要なので、手遅れにならないためにも定期検診を受けるようにしましょう。

熱中症

短頭種は熱中症になりやすい犬種です。熱中症は重症になると命を奪われてしまう病気でもあるため、日頃からの注意が必要です。呼吸が荒い、心拍が早い、口の中が赤い、ヨダレが多い、ぐったりしているなどの症状がみられたら、すぐに水を飲ませ、氷や保冷剤を使って体を冷やしましょう。

応急処置を終えたら、必ず動物病院を受診してください。また、下痢や嘔吐、チアノーゼ、失神といた症状がある場合は、一刻も早く動物病院へ行きましょう。

フレンチブルドッグ Q&A

フレンチブルドッグ Q&A

ここでは、フレンチブルドッグについてよくある質問にお答えしていきます。

Q1.外飼いは可能ですか?

A2.フレンチブルドッグは暑さにも寒さにも弱い犬種です。外飼いは体に負担をかけてしまうので、必ず室内飼育をしてください。

Q2.いびきが毎晩大きいのですが、大丈夫でしょうか?

A3.フレンチブルドッグは短頭種という体の構造上、どうしてもいびきが大きくなります。大きくても普通のいびきであれば心配はいりません。しかし、途中で呼吸が止まる、呼吸が浅いといった症状がみられる場合は、病気の恐れがありますので動物病院を受診してください。

Q3.甘噛みが強くて手が傷だらけです。どうしたらやめさせられますか?

A4.甘噛みはコミュニケーションのひとつでもあります。ただし、興奮して強く噛みつくようであれば、興奮させないためのしつけが必要です。場合によっては専門家に相談したほうがよいケースもあります。

フレンチブルドッグの性格を理解してよきパートナーになろう

フレンチブルドッグの性格を理解してよきパートナーになろう

まるくて大きな瞳、鼻ぺちゃの顔とかわいらしい容姿のフレンチブルドッグは、飼い主さんのことが大好きな甘えん坊です。性格の特徴や飼い方のポイント、かかりやすい病気などを理解することで、より良いパートナーとなってくれるでしょう。ぜひこの記事を参考に、愛すべき容姿と性格をもったフレンチブルドッグとの生活を楽しんでください。

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