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犬にとって超重要な栄養素!タンパク質について解説!!

タンパク質というと、筋肉や体を作り上げていくうえで欠かせない栄養素という印象があるでしょう。人間においてはしっかり摂取していくことが大切といわれますが、犬にとってはどのような栄養素なのでしょうか?今回は、犬とタンパク質の関係について詳しく見ていきます。

犬にとってタンパク質ってどんなもの?摂取量の目安とは?

タンパク質は、犬にとって筋肉を作り上げていくだけでなく、強い骨を作っていく際にも欠かせない存在です。成長期である子犬の頃にはたっぷりタンパク質を摂取する必要があり、成犬になってから丈夫な体を維持するために欠かせません。タンパク質が不足すると、思うように体が大きくならなかったり、弱い体になってしまいます。

また、タンパク質が不足すると体力が低下したり、抜け毛や貧血などの不調に悩まされることもあるので注意が必要です。このように、犬にとってタンパク質は体を作り上げていく上で外せない栄養素といえるのです。

犬の体にとって必要なタンパク質、摂取量の目安を知って正しい量与えることが大事です。犬種や体重、年齢などによってタンパク質の摂取量は異なってくるので、以下を参考に調べてみてください。

~犬が1日に必要とするタンパク質の量~

子犬・・・ドライタイプのドッグフード中22.5%以上

成犬・・・ドライタイプのドッグフード中18%以上

※AAFCO(アフコ=米国飼料検査協会)によるガイドラインより

ドッグフードの成分表示を見ると、どれくらいのタンパク質が含まれているか記載されています。一方、動物性たんぱく質と植物性タンパク質とが混合で含まれているドッグフードが多いので、フードからタンパク質を補えるとして実質90%程度までが限界です。動物性たんぱく質のみを配合しているドッグフードであれば100%吸収でき、含まれているタンパク質の種類によって吸収率が異なるのです。

ドッグフードごとに確認する必要があると同時に、生活習慣病の有無や体質、年齢、活動量などによって必要なタンパク質量は変わってくるため、動物病院で相談しながら決めていくのが理想的でしょう。

タンパク質を摂取しすぎるとどうなる?

犬の体にとって必要不可欠であるタンパク質、過剰摂取することでトラブルが起きることもあるので気を付けましょう。ここでは、タンパク質を摂取しすぎるとどうなるのか見ていきます。

肥満

タンパク質をたっぷり配合したドッグフードは、嗜好性が高く犬の食いつきも良いです。さらに、タンパク質自体にもカロリーが含まれるという点から、食べすぎによる肥満を招くリスクが高まります。

多くのタンパク質を摂取した場合、犬の体内では吸収されることなく脂肪となって蓄積されてしまうという点も関係しています。タンパク質といえば筋肉になるというイメージが強いですが、過剰に摂取した分は脂肪になってしまうということを念頭に置いておきましょう。

腎臓や肝臓へ負担がかかってしまう

タンパク質を多く摂取しすぎると、腎臓や肝臓に負担をかけてしまうことにもなります。消化や排泄に時間がかかるタンパク質、臓器には少しずつ負担がかかっているのです。特にシニア犬の場合臓器の機能も低下してくるため、ますます負荷を与えてしまうことになります。良かれと思って補っていたタンパク質が逆効果となることもあるので、注意しましょう。

この他にも、タンパク質を過剰摂取することで考えられるリスクは挙げられます。タンパク質が逆効果となる場合にはどんなケースがあるのか、飼い主が理解しておくことが大切です。

日々の生活ではどのようにタンパク質を摂取していけば良いの?

タンパク質って犬の体に欠かせないけれど過剰摂取もいけないみたい、日々どのように与えれば良いのかわからないと悩んでしまう飼い主もいるはずです。そこで、毎日の生活でどのようにタンパク質を補っていけば良いのか、摂りすぎにならないように注意しながら以下のポイントを意識してみてください。

年齢に合うドッグフードを与えることが大切

いろいろな種類のドッグフードがあるなか、愛犬の年齢に合うものを見つけてみましょう。商品ごとに年齢に応じたフードを展開しているメーカーが多く、タンパク質の量も調整してあるため安心です。体重や年齢によって摂取量を加減することが大切なので、あらかじめバランスに気を付けながら作られているドッグフードは信頼できます。

気になるドッグフードがあれば、愛犬の年齢や体重に合うものがあるか調べてみましょう。

余分なカロリーは控えるように

高品質なドッグフードが数多く販売されている今、カロリーに注目して作られているものも多いです。これは、肥満傾向のある犬が増えているという事実とも関係しています。室内犬が多くなり、運動不足になっている犬も増えたからでしょう。

そこで、ドッグフードでは栄養のバランスがベストで、低カロリーなものが好まれるようになってきました。美味しく適量を食べながら肥満を解消していける、そんなドッグフードを見つけることができると愛犬の健康維持を図っていけるでしょう。

旬の食材を使って手作り食を与えるのもおすすめ

毎日同じドッグフードでは味気ないかも・・・そう感じるときは、旬の食材のなかからタンパク質が豊富なものを選んで手作り食に挑戦してみましょう。肉類や魚類、卵、豆乳、貝類、大豆、トウモロコシ、お米、かぼちゃといったものには、タンパク質が豊富に含まれています。動物性たんぱく質なのか植物性たんぱく質なのかを確認しつつ、愛犬が好んで食べてくれるようなご飯を作ってみましょう。

犬にとって大切なタンパク質、摂取量に注意しながら上手に補っていこう

タンパク質は、犬の体を作る元となるといってもいいほど重要な栄養素です。しかし、摂取しすぎることで招いてしまうリスクがあるのも事実で、年齢や体重などに応じて適正量を摂取することが大切です。 市販のドッグフードにはどれぐらいのタンパク質が含まれているのか、愛犬にはどれぐらいのタンパク質が必要なのかといった点に注意しながら食事を与えるようにしましょう。

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