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尿素窒素を下げる食べ物で腎臓への負担を下げる!BUNが高い犬におすすめの食事とは

愛犬のBUNが高いといわれると、腎臓が悪いんだろうか?原因は?といろいろ気になってしまいます。BUNが高くなる理由にはいくつかの原因が考えられ、それを理解したうえで飼い主がしっかりとケアしてあげることが大切です。ここではBUNが高くなる原因や対処法について見ていきます。食べ物でどんな対策を取ればよいのかという点を中心に解説していきます。

BUNとは?高くなる理由について

BUNとは血中尿素窒素のことを指し、老廃物がうまく排出されなかったり、老廃物の量が多すぎるときにBUNの数値が高くなります。基準値は1㎗あたり7~29㎎とされており、これを基準にBUNが高いかどうかを見極めるというわけです。

犬のBUNは、以下のような理由で高くなってしまうと考えられています。

  • 腎機能の低下
  • 脱水
  • 食事による影響
  • 薬の服用
  • 消化管内の出血
  • 尿路の閉塞や破裂など

腎臓だけが影響しているように思われるBUNの数値、薬や脱水、食事によっても左右されやすいのです。今回、尿素や窒素を下げる食べ物に注目していますが、食事面でみると高たんぱくな食べ物を多く摂取していることでBUNは高くなりやすいです。反対に、タンパク質の摂取量を控えたり調節することで、BUNは下げることができます。次の項目で、BUNを下げるのにおすすめの食べ物をご紹介していきます。

尿素や窒素を下げるのにおすすめの食事

BUNが高いと言われてしまった場合、その対策法は薬やサプリメントの利用、食事改善などいくつかあります。今回は、食事でどのような対策ができるのかという点について詳しく見ていきましょう。

低たんぱくな食事を心がける

尿素や窒素に異常が現れBUNが高いと言われてしまったとき、まずはタンパク質の摂取量を調整してみましょう。ポイントは、低たんぱくな食事を心がけることです。

ドッグフードにもいろいろと種類がありますが、タンパク質量が少なめになっているものを選んでみましょう。目安としては、20%以下がおすすめです。犬にとって身体を作り上げていく際に欠かせないタンパク質、量を調節することでBUNの数値も下げることができます。今愛犬に与えているドッグフードのタンパク質量をチェックして、フードの見直しや与える量を再確認してみましょう。

リンの制限を行なう

必須ミネラルの一つに含まれるリン、エネルギーの代謝に関わる重要な存在ではあるものの、BUNが高いときには過剰摂取が要注意とされる物質です。体液のバランスを整えたり、心臓や腎臓機能の維持などにも関係しています。

過剰摂取すると、慢性腎臓病や高リン血症、動脈硬化などを引き起こす恐れがあるため、いつものドッグフードにどれぐらい含まれているか確認しておくと安心です。BUNを下げるためにリンの制限を行ないたいというとき、ドライフードに含まれているリンの量を0.2~0.5%程度に留めておくと良いでしょう。

カリウムの量も調整してみよう

腎不全を起こしている場合、血液中のカリウムはバランスを崩しやすい状況になっています。そこで、カリウムの摂取量も調整してみましょう。ドッグフードに含まれているカリウムを0.4~0.8%くらいにしておくことで、身体のバランスを整えていくことができます。

低ナトリウム・低クロールも意識しよう

腎臓の状態を整えていきたいとき、体内のナトリウムとクロールの制限を抑えることも大切です。腎臓にトラブルが起きているとき、体内ではナトリウムやクロールが溜まった状態になっています。そこで、ドッグフードにおいて摂取の制限を行なうのがおすすめなのです。

ドライフードで見たとき、ナトリウムは0.3%以下、クロールはナトリウムの1.5倍までという量が目安となっています。

抗酸化物質を加えてみる

制限した方が良い物質ばかり説明していますが、ビタミンCやビタミンEといった物質に関してはむしろ添加することで尿素や窒素のバランスを整えることができます。腎不全を起こしているとき酸化によるダメージが一般的にみられるなか、抗酸化物質であるビタミンCやビタミンEを摂取しておくことで症状を緩和させることができるのです。

ビタミンB群をしっかり摂取することも大切

抗酸化物質に引き続き、ビタミンB群についても意識して摂取するようにしていきたいです。腎臓病に対応している食事を見てみると、ビタミンB群がしっかりと含まれています。市販のドッグフードのなかにもビタミンB群を配合しているものはあるので、他に含まれている成分をチェックしながら細かく調べてみましょう。

食物繊維も意識して摂取しよう

私たち人間の身体にとってもプラスに働いてくれる食物繊維、犬のBUNが気になるときにも一躍かってくれます。体内にある過剰なアンモニアやリン、ナトリウムなどを絡めとって排出してくれるのです。タンパク質、リン、ナトリウムの過剰摂取といったことで悩んでいるときにも食物繊維は優位に働いてくれます。

ドッグフードのなかには、食物繊維に注目して作られている商品もあります。どれぐらいの食物繊維が含まれているのか確認しながら、愛犬にふさわしいフードを選んでみましょう。

愛犬に与えるフード、たくさんある種類のなかから上記のような条件を満たしているものを選ぶことができると尿素や窒素を下げられるでしょう。今与えているフードには何がどれぐらい含まれているのかを確認したり、獣医師に相談するなどしてBUNの数値を正常にしていきましょう。

BUNが高い犬はドッグフードの見直しを!

BUNの数値が高いと、腎臓にトラブルが起きている場合が多いです。愛犬がいつまでも健康で長生きできるよう飼い主ができることは、与える食事の見直しです。数えきれないほどあるドッグフード、そのなかから尿素や窒素を下げる働きが期待できるものを見つけていきましょう。

犬は、自分では身体の不調を訴えることができません。日ごろからかかりつけの動物病院を見つけて定期的に健康診断を行なったり、日々の体調にも気を付けてあげましょう。

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