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愛犬が下痢する原因は?症状や治す方法を解説

#健康

愛犬が下痢する原因は?症状や治す方法を解説

便は、愛犬の健康状態を測るバロメーター。愛犬が下痢をしていたり慢性的にお腹がゆるかったりすると、「どこか悪いのかな?」と心配になりますよね。また、どの程度の症状から病院に行くべきなのか、判断に迷ってしまう人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、愛犬の下痢の原因や治療法、危険な下痢とそうではない下痢の見分け方などを紹介します。万が一の体調不良のときに備えて、ぜひ目を通してみてください。

犬の下痢にはどんな種類がある?

犬の下痢にはどんな種類がある?

愛犬が下痢をしていたりいつもと違った様子があったりすると、飼い主さんとしては心配になってしまいますよね。ひとことで「下痢」といっても便の形状・状態はさまざまであり、便の種類によって考えられる原因は異なります。

下痢の原因や治療法が気になるところですが、まずは下痢の種類について解説していきます。愛犬の健康状態を確認する際に、ぜひ参考にしてみてくださいね。

便の硬さによる種類

健康な犬の便は、人間よりもやや硬めであることが一般的です。しかし犬によって個体差があり、普段から便が柔らかめの子もいれば、コロコロと硬めの便をする子も。

下痢かどうかの判断基準は、「普段の便と比べるとどうか」という点にあります。便の状態は、犬の健康を管理するうえで欠かせない判断材料です。以下の表を参考に、愛犬の便に異常がないか毎日チェックしてあげてくださいね。

便の種類 症状
軟便 形状は保っているものの、水分が多く柔らかい便。
持ち上げたり掴んだりすると、形が崩れてしまう。
泥状便 泥のような状態の便。
軟便よりも水分量が多く、形状を保てないため持ち上げることができない。
水様便 水分量が多く、ほぼ水のようなサラサラとした便。
「水下痢」と呼ばれることもある。
体内の水分が消失し重症化することが多い。
粘液便 粘液をまとったゼリー状の便。
大腸の粘膜から分泌される粘液が混ざっている状態。
大腸性下痢でよく見られる。
鮮血便/出血便 大腸で出血した赤い血が付着した便。
犬は大腸が傷つきやすく出血を伴う便が多い。
大腸性下痢でよく見られる。
粘血便 粘液便と鮮血便が混ざった便。
大腸性下痢でよく見られる。

下痢の原因となっている箇所による分類

下痢をしているということは、お腹の調子が優れないという合図です。具体的にどの部分が原因で下痢が起こっているかによっても、分類は異なります。

小腸性下痢

小腸(十二指腸・空調・回腸)が原因で起こっている下痢を「小腸性下痢」といいます。軟便や水様便が出ることが多く、排便の回数は変わらないものの、1回の排便量が多くなる傾向があります。

下痢が続くと体重が減少したり、嘔吐の症状が出たりすることも。重症化しやすいため愛犬の様子をよく観察し、嘔吐などの症状があれば早めに動物病院を受診しましょう。

大腸性下痢

大腸(盲腸・結腸・直腸)が原因となっている下痢が「大腸性下痢」です。粘液が混じった軟便が出ることが多く、便を出したくても出ない「しぶり」が起きることがあります。排便の回数は増えますが、量の変化・体重の減少はあまり見られません。

大腸で出血している場合は、便の表面に血が付着することも。血便というと「大腸がんなど、大きな病気では……」と心配になりますよね。しかし、実際には犬の大腸がんの発症率は低く、血便ががんの兆候であることは少ないです。

時間の経過よる分類

下痢をしはじめてもすぐに治まる場合と、長期間にわたって続く場合があります。どのくらい下痢が続いているかによっても、分類は異なります。

急性下痢

数日から1週間以内におさまる下痢を「急性下痢」といいます。一過性の症状である場合が多く、特別な治療をしなくても自然と治ってしまうことや、下痢止め・整腸剤などを用いた対症療法によってすぐに回復することが多いです。短期間で症状がなくなるようであれば、精密な検査や継続治療は必要ありません。

慢性下痢

「慢性下痢」とは、その名のとおり長期間にわたって慢性的に下痢が続くこと。3週間以上下痢が続く場合に「慢性下痢」と呼ぶことが多いです。下痢止め・整腸剤などの対症療法が効かないことが多く、詳しい検査をして原因を見つけ、それに合った適切な治療を行う必要があります。

犬が下痢をする原因とは?

犬が下痢をする原因とは?

犬が下痢をするのは、どんなときなのでしょうか?下痢の種類によって考えられる原因はさまざまであり、危険度や緊急性も異なります。ここでは急性下痢・慢性下痢、それぞれの原因について解説します。原因を理解していれば予防が可能な場合もあるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

急性下痢の原因

急性下痢を引き起こす原因は、さまざまなことが考えられます。短期間で自然と治まる場合もありますが、下痢の原因によって危険度は異なります。

脱水を起こしたり重症化したりすることもあるので、油断は禁物です。愛犬の様子をよく観察し、症状が長引いたり元気がなくなるようであれば、早めに動物病院を受診してくださいね。

食事

下痢の原因として、もっとも多いのが食事。人間も食べものが合わなかったり食べ過ぎたりした際にお腹を下すことがありますが、犬も同じです。

食事が原因で起こる下痢は一時的な症状の場合が多く、フードの量や食事の質を見直せば治まることがほとんどです。以下のような食事は、下痢の原因となるため気を付けましょう。

  • 脂肪分が多い
  • フードを急に切り替える
  • 劣化したフードを与える
  • 食べ過ぎ
  • アレルギー食品の摂取

特にアレルギーが原因の場合は、下痢だけでなく皮膚の痒みやかぶれといった症状を引き起こすこともあります。アレルゲンとなる食材を避けたドッグフードを選びましょう。

環境の変化やストレス

神経質な犬の場合、環境の変化やストレスによって下痢をしてしまうことも。主に以下のようなことが原因で、体調を崩す子が多いです。

  • 引っ越しによる環境の変化
  • 工事などの大きな物音
  • トリミングサロン、ペットホテルなど苦手な場所へ行った
  • 運動不足によるストレス
  • 長時間のお留守番によるストレス
  • トイレや生活環境が不衛生

もともとの犬の性格も関係するため完全にストレスを取り除くのは難しいですが、なるべく愛犬に負担がかからないよう工夫してあげましょう。

異物の誤飲

異物の誤飲は、好奇心旺盛な子犬の時期に起こりやすい事故のひとつです。なんの前触れもなく急に下痢をしはじめたり、嘔吐を繰り返したりする場合は、なにか異物を飲み込んでしまった可能性があります。

異物の誤飲は命に関わる危険性もあるため、おもちゃやタオルなどを噛みちぎって飲み込んでしまうことがないよう、十分に注意しましょう。成犬であっても、噛み癖がある犬の場合は要注意です。おもちゃを与える際には簡単には噛み切れない丈夫なものや、口に入らないサイズのものを選びましょう。

中毒

犬にとって毒物になる食べ物や植物を口にしてしまった際、中毒症状のひとつとして下痢を引き起こします。以下のような食べ物・植物は愛犬が誤って口にしてしまうことがないよう、特に注意しましょう。

犬に危険な食べ物 犬に危険な植物

•玉ねぎ(ネギ類全般)
•ぶどう
•アボカド
•にんにく
•ニラ
•チョコレート
•キシリトール
•アルコール類
•マカダミアナッツ

•チューリップ
•スイセン
•ユリ
•スズラン
•ヒヤシンス
•アジサイ
•アサガオ
•菊
•彼岸花

これらを口にすると下痢の症状が出るだけでなく、命の危険にも関わります。愛犬に与えてはいけないのはもちろんのこと、ゴミ箱を漁って食べてしまったり飼い主さんがうっかり食べこぼしたものを拾って食べたりしないよう気を付けましょう。

寄生虫

お腹の中に寄生虫がいることによって、下痢を引き起こしていることもあります。特に多いのが「回虫」という、白い紐状の寄生虫です。子犬に多く、愛犬の便に虫が混入しているのを見たことがある人もいるのではないでしょうか。

母犬から子犬へ胎盤や母乳を介して感染することが多いですが、回虫の卵が口から体内に入り込んでしまうケースも。回虫のほかに多い寄生虫は、以下のようなものがあります。

寄生虫の種類 感染経路
鞭虫 人糞が肥料として仕様されている土壌などから感染
マンソン裂頭条虫 カエル・ヘビ・トカゲなどの捕食により感染
ジアルジア
コクシジウム
トリコモナス
ブリーディング施設やペットショップでの感染

寄生虫による下痢の場合は、検便が非常に重要となります。便を破棄せずに動物病院へ持参すると、診断の役に立つでしょう。

ウイルスや細菌感染

ウイルスや細菌感染が原因の場合は、激しい下痢が続いたり重症化したりすることが多いため、注意が必要です。代表的なウイルスや細菌は以下のようなものがあります。

下痢を引き起こすウイルス 下痢を引き起こす細菌

•犬パルボウイルス感染症
•犬ジステンパーウイルス感染症
•コロナウイルス感染症

•カンピロバクター
•クロストリジウム
•サルモネラ菌
•大腸菌

これらのウイルスはワクチンで予防できますが、混合ワクチン接種プログラムが完了していない子犬は死亡率も高いため、十分に注意しましょう。細菌が原因の便の場合は血便を伴うことも多く、発熱・脱水を引き起こすことも。いずれも早めの受診・治療が必要となります。

慢性下痢の原因

愛犬の下痢がなかなか治まらないと、飼い主さんも不安になってしまいますよね。慢性下痢の場合は腸の病気やアレルギーが原因となっていることが多く、下痢止めや整腸剤では根本的な解決は望めません。動物病院で検査を受けて原因を特定し、獣医師の指示に従って適切な治療を受けましょう。

腸の病気

長期間にわたって下痢が続き、下痢止めの処方といった対症療法で改善が見られない場合は、腸の病気を抱えている可能性が考えられます。代表的な疾患として、炎症性腸疾患と胃腸管リンパ腫の2種が挙げられます。

炎症性腸疾患は、胃・小腸・大腸の壁に炎症細胞が悪影響を及ぼす慢性障害です。遺伝的要因や食事環境・免疫システムの異常などが原因であるといわれています。

胃腸管リンパ腫は、消化管に発症する腫瘍のこと。血液細胞中のリンパ球ががんに変化したものであり、中高齢の犬に多く見られます。下痢のほかに嘔吐・食欲不振・体重減少などの症状がでることも。稀に若い犬も発症することがあるので、注意が必要です。

食物アレルギー

アレルギーと聞くと、皮膚の痒みやかぶれといった症状を想像する人が多いのではないでしょうか。食物アレルギーは皮膚トラブルのほかに、下痢の症状を引き起こすことがあります。

特定のフードや食材に対して症状が起こる場合はアレルギーの可能性が高いといえるでしょう。原因となっている食材を特定して摂取しないようにしたり、抗アレルギー剤を投与したりといった治療が必要です。

犬の危険な下痢と、緊急性の低い下痢の見分け方

愛犬が下痢をしている際、すぐに病院へ連れて行くべきか様子を見るべきか、迷ってしまう飼い主さんも多いでしょう。もちろん早めに診察してもらうに越したことはありませんが、症状によっては急がなくても特に問題ない場合もあります。

ここでは、直ちに病院へ行くべき危険な下痢と、緊急性の低い下痢を見分けるポイントを紹介します。あらかじめ判断基準を把握しておくと焦らずに対応できるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

危険な下痢

ウイルスや細菌の感染、中毒症状の出る食べ物の誤飲などがあった際には、なるべく早めに動物病院を受診し、適切な処置を受ける必要があります。どのような病気も早期治療が非常に重要。以下のような症状が出ている場合は容態が急変する可能性があるので、躊躇せずに動物病院を受診しましょう。

  • 嘔吐の症状がある
  • 体重の減少
  • ぐったりとして元気がない
  • 食欲がない
  • 3日以上下痢が続いている

緊急性の低い下痢

愛犬が下痢をしていると「なにか大きな病気かな?」と焦ってしまいますが、一時的な症状であり緊急性が低い場合もあります。ドッグフードを新しいものに切り替えたばかりだったり、いつもより多くの水分を一気に摂取したりするとお腹を下してしまうことも。

まずは焦らずに、愛犬の様子をよく確認しましょう。下痢をしていたとしても、以下に当てはまる場合は2〜3日様子をみても問題ありません。

  • 基礎疾患がない
  • 嘔吐はしていない
  • 元気があり、下痢以外の症状はない
  • 食欲がある
  • 血便はない

子犬やシニア犬は要注意

子犬は免疫力が低く、食欲不振が起きると低血糖を引き起こして急激に悪化してしまうことがあります。シニア犬は成犬よりも体力が衰えていることに加え、脱水症状を起こしやすいという特徴も。また、成犬であったとしても基礎疾患を抱えている子は免疫力・体力がなく重症化する可能性があるため、なるべく早めに動物病院に相談するのがおすすめです。

犬の下痢の治療法とは?

犬の下痢の治療法とは?

犬の下痢の治療法は、具体的にどのようなものがあるのでしょうか。大切な愛犬には、早く元気になってほしいものですよね。下痢の治療は、対症療法と原因療法の2つに分かれます。

対症療法とは、投薬によって腸内細菌叢を整えたり腸粘膜の炎症を抑えたりと、症状を抑えるための治療方法のことです。下痢・嘔吐による脱水症状を防止するため、輸液を行う場合もあります。急性下痢の場合は、対症療法で改善することが多いです。

原因療法とは、その名のとおり下痢をしている原因そのものを取り除いたり緩和したりする治療を指します。寄生虫を駆除する駆虫薬の投与や基礎疾患に対する治療・抗アレルギー剤の投与など、内容はさまざま。

慢性下痢は対症療法では改善しない場合が多く、原因療法が必要となります。下痢の種類や原因に合わせて、適切な治療を行いましょう。

犬の下痢をしているときの対処方法・注意点

犬の下痢をしているときの対処方法・注意点

愛犬の体調が優れないと「自宅でもなにかできることはないかな?」と気になりますよね。ここでは、愛犬が下痢をしているときの対処法と、症状を悪化させないための注意点を解説します。愛犬のことが心配になって色々な方法を試したくなりますが、誤った方法や自己判断はかえって症状を悪化させる可能性もあるので、冷静に対処しましょう。

下痢以外の症状を観察する

下痢のほかに、なにか変わった様子がないかをよく観察しましょう。特に基礎疾患のない成犬であれば、少し下痢をしている程度であればそれほど心配する必要はありません。しかし嘔吐や食欲不振・元気がないなどの様子があれば、早めに動物病院を受診しましょう。

診察を受ける際、下痢以外にどのような症状があるかが検査や治療の判断材料にもなります。獣医師に愛犬の状態をなるべく詳しく伝えられるよう、嘔吐の頻度や量・消化の状態などを確認してみてくださいね。

食事の与え方に注意

基礎疾患のない成犬であれば半日から1日程度絶食し、胃腸を休ませることで便の状態が回復することもあります。絶食のあとは、ふやかしたドライフードなど消化に優しいものを少量ずつ与えてみましょう。

その際、食べたことのない新しいフードは胃腸に負担がかかる可能性があるため、食べ慣れたフードを与えてください。その後も問題なく食べてくれ下痢や嘔吐の症状が治まれば、数日かけて少しずつもとの食事に戻していきましょう。

糖尿病などの疾患を抱えている犬や子犬の場合は、低血糖状態になると命の危機に関わります。自己判断で絶食をさせるのは非常に危険なので、必ずかかりつけの獣医師に相談してくださいね。

水分の与え方に注意

私たち人間も水分の取りすぎによりお腹が冷えて下痢をすることがありますが、犬にも同じことがいえます。冷たい水は身体が冷え、症状を悪化させてしまうので常温の水を用意してあげましょう。

脱水症状を防ぐためにも、少量ずつゆっくりと飲ませてあげるのがポイントです。水を飲ませたあと下痢が酷くなったり嘔吐したりするようであれば、動物病院に相談しましょう。

薬は自己判断で与えない

愛犬が体調を崩していると早く治してあげたくなりますが、自己判断で薬を与えることはおすすめできません。市販の整腸剤や下痢止めは効果が弱かったり、細菌の排出を遅らせてしまったりするものも。

また、下痢の種類によっては薬によって止めたほうがいい場合と、止めないほうがいい場合があります。下痢の原因が特定できないうちに、自己判断で下痢止めを与えてしまうのは危険です。

人間用の整腸剤や下痢止めを薦めるような記事もありますが、安全性や効果が明確ではない場合もあります。獣医師に相談し、愛犬の症状や体質に合った薬を処方してもらってくださいね。

ほかのペットや人間への感染予防

寄生虫やウイルス・細菌が原因の下痢の場合は、ほかのペットや人間に感染してしまうことも。排泄物にはなるべく直接触れないように気を付け、速やかに片付けましょう。

多頭飼いをしていたり、ほかにも動物を飼育している場合には特に注意が必要。下痢をしている場合は、ほかの犬を排泄物に近づけないように意識し、もしもタオルやおもちゃなどに便が付着してしまった場合はきれいに拭き取って除菌してくださいね。

犬の下痢の予防方法はある?

犬の下痢の予防方法はある?

これまでに、犬の下痢の原因や治療法・対処法などを解説してきました。しかし、そもそも下痢にならないに越したことはありません。

「下痢の予防法を知りたい!」と考える飼い主さんも多くいることでしょう。ここでは、愛犬の下痢を予防するために有効だといえることを3つ紹介します。ぜひ参考にしていただき、愛犬との毎日の暮らしに取り入れてみてください。

食生活を見直す

お腹が弱く下痢をしがちな犬の場合は、普段から消化に優しいフードを与えるのがよいでしょう。硬いフードでお腹を下しやすいのであれば、お湯で少しふやかしてから与えるのがおすすめです。

また、脂肪分の多いフードを避け、食物繊維が豊富な食材を摂取することで便の固形化を促します。食物繊維は大量に摂取するとかえって胃腸に負担をかけるため、過剰摂取には注意しましょう。

また、愛犬の体質に合わない食材を見抜き、摂取を控えるのも重要です。乳糖不耐症であれば乳製品を避け、アレルギー体質であればアレルゲンを避けるといったように、愛犬の体質をよく理解して対策をとりましょう。

ストレスを減らし、環境を整える

心因性の下痢の際には、ストレスの原因を取り除くことで改善につながります。引っ越しや近所の物音などやむを得ない状況もあるため、完全にストレスをなくすことは難しいですが、飼い主さんに声をかけてもらったり撫でてもらったりするとリラックスできる子は多いです。

また、散歩の回数や時間・飼い主さんとのコミュニケーションを増やすことでストレス発散になることも。愛犬が安心できる環境を探し、なるべくストレスの少ない暮らしを提供してあげてくださいね。

定期的なワクチン接種や駆虫

ウイルスや細菌は感染すると重症化することが多いため不安に感じがちですが、ワクチンや駆虫薬で予防できます。年に1回忘れずにワクチンを接種し、感染を予防しましょう。寄生虫には駆虫薬が効果的なため、定期的に検査を受けて駆除・予防を行うのがおすすめです。

犬の下痢にまつわるQ&A

犬の下痢にまつわるQ&A

愛犬にいつもと変わった様子が見られると「これって危険?」「すぐに病院に行ったほうがいいの?」と、さまざまな疑問が湧いてきますよね。特に愛犬を迎えて間もない場合や、普段愛犬があまり体調を崩すことがない場合は、どうしたらいいのか分からずに困ってしまう人も多いでしょう。ここでは、犬の下痢にまつわるよくある質問に回答します。

何日くらい下痢が続くと危険?

犬の体質やもともとの健康状態にもよりますが、基礎疾患のない成犬の場合でも3日以上下痢が続くようであれば、動物病院を受診することをおすすめします。食べ過ぎ・飲み過ぎなどによる一過性の症状であれば、暴飲暴食を避け胃腸を休ませていれば、よくなることがほとんどです。

長引くようであれば、重症化する前に診察・治療を受けましょう。子犬やシニア犬・基礎疾患のある犬は重篤化しやすいため、躊躇せずなるべく早めに動物病院に相談することをおすすめします。

元気はあるけど、病院は必要?

下痢以外にいつもと変わった様子がなく、元気や食欲があれば基本的には心配はいりません。しかし、食欲はあっても下痢の症状が改善しない場合は動物病院へ行くことをおすすめします。

たとえ元気があるように見えても、下痢をしているということは身体に異常が起きているサインであり、正常とはいえません。長引く場合は動物病院で適切な検査・処置を受けましょう。

愛犬の健康状態を、日頃からよく確認しよう

愛犬の健康状態を、日頃からよく確認しよう

愛犬の体調不良を見抜くためには、普段の健康状態をしっかりと把握しておくことが重要となります。日々愛犬とコミュニケーションを取りながら、愛犬の様子をよく観察しましょう。

特に便には、健康状態が顕著に現れます。大切な愛犬に不調が見られると心配になってしまいますが、すべてが危険な下痢ということではないので、焦らずに落ち着いて対処してくださいね。

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