犬用ベッド・マット人気おすすめランキング【2023年】
#暮らし
愛犬と一緒に家の中で暮らすにあたり、必要となってくる犬用のベッドやマット。休憩の場としてだけでなく、しつけのアイテムとしても活躍してくれます。
日頃、使い慣れたベッド・マットがあれば、旅行先でも安心して眠ってくれますよね。今回は、愛犬のためのベッド・マットの選び方やおすすめの商品などをご紹介します。ぜひ、大切な愛犬のベッド・マットを選ぶ際の参考にしてください。
犬のベッド・マットは必要?
部屋の隅やソファーなどでくつろいでいる姿を見て、犬のベッドやマットは必要ないと思っている飼い主さんもいるかもしれません。ですが、専用のベッドなどを与えてあげることは、犬にとって大きな効果があるのです。
犬の安心できる場所になる
犬はテリトリー(縄張り)意識の強い動物です。そのため、専用のベッド・マットがあると、犬はリラックスしてくつろげる場所を持つことができ、情緒を安定させることにつながります。特に騒音や賑やかな環境から遠ざかり、自分のスペースでくつろげることは、犬にとって日々のストレスを軽減するのに役立つでしょう。
体への負担が減る
良質なベッド・マットを取り入れることで、愛犬が快適な姿勢を維持し、体への負担を軽減するのに役立ちます。犬の1日の睡眠時間は12~15時間ほど。
さらにシニア犬や成長期の子犬などは、20時間近く眠ることも。多くの時間を眠って過ごす犬にとって、硬い床の上などに横たわることは、皮膚や関節などへの負担になります。特に動くことが少なくなったシニア犬などは、褥瘡(床ずれ)にもつながります。
防寒、断熱対策になる
ベッドやマットの素材によって、夏は涼しく、冬は温かく過ごせるものもあります。人間と同じように、ペットのベッドも季節に応じて適したものを選ぶことで、健康を維持し、心地よく過ごすことができます。
犬のベッド・マットの選び方は?
現在、ペットショップに行くと、多種多様なベッドやマットが並んでいます。多くの種類の中からどんな基準で選べば良いのか、見ていきましょう。
大きさ、年齢によって選ぶ
犬用のベッドには、犬の個体差に合わせ、様々なサイズのものがあります。サイズの目安は、愛犬が寝返りをうつ余裕があるかどうか。小さすぎると窮屈に感じるでしょうし、大きすぎると逆にくつろげなくなってしまいます。
また、愛犬の年齢に合わせて選ぶ必要もあります。例えばシニア犬には、マットレスタイプのものがおすすめです。シニアになると、寝ている時間が長くなり横になって寝るため、足を伸ばせる広さがあるものがおすすめです。
形で選ぶ
犬用ベッド・マットは、使用目的や使用場所、愛犬の性格や体格、季節などを考慮し、形、硬さ、素材などを考慮に入れ、ベストなものを選んであげてください。衛生面を考慮して、洗える素材のものもおすすめです。形に関しては次のようなものがあります。
カドラー型
最もよく使われるタイプ。周囲がクッション生地などで囲まれていて、犬があごを乗せることもできます。四角や丸など、いろんな形があります。
マットレスタイプ
ベッドのマットレスのような長方形のタイプ。囲いがないので、犬にとってくつろぎにくいベッドですが、要介護になったときには便利な形です。
マットタイプ
薄手で丸めたり、畳めたりできて、持ち運びに便利なマットタイプ。旅行や帰省など、犬を連れていくときにおすすめです。
ドーム型/ハウス型
出入り口以外すべて囲まれているタイプで、穴倉のようなところを好む犬にぴったり。安心してくつろぐことができます。
硬さ・素材で選ぶ
硬さに関しては、ふわふわのもの、低反発なもの、高反発なものなどがあります。愛犬の好みで選ぶとよいでしょう。
介護が必要な犬には、高反発なものがよいとされていますが、寝心地の悪さを感じる犬もいるため、愛犬の好みを知っておくとよいでしょう。また、噛み癖がある子は、破れない素材のものがおすすめです。
素材に関しては、撥水性のあるもの、洗えるものなどがおすすめです。特に旅行先で使う場合、撥水性があると便利です。
季節で選ぶ
春・夏は、コットンや麻などサラッとした生地のベッドがおすすめです。最近は、ひんやりした冷感素材を使ったベッドも増えてきています。
また、秋・冬は、ボアなど温かさを感じる生地のベッドがいいでしょう。ドームやハウス型の場合、犬用ホットカーペットのコードを通す穴があるものもあります。
洗濯可能かどうか
犬のベッドは、被毛や足についた汚れなどで、すぐに汚れてしまいます。清潔な状態を保つためにも、カバーや本体が洗濯機で洗えるタイプのものが便利です。
ドームやハウス型は屋根部分を洗うと型崩れするものもあるので、買う前にチェックしてください。また、カゴやプラスチックなどにクッションを入れるタイプのベッドの場合、カゴやプラスチックを水洗いできるものがおすすめです。
おすすめの人気ベッド・マット10選
それではさっそく、Lutie編集部おすすめのベッドやマットを、ランキング形式でお届けしましょう。手頃な価格のものから高級な素材のものまで、すべて犬が過ごしやすいかどうかという視点で選んでみました。
※なお、価格はすべて税込です。
第10位 カドラータイプ ニトリ「ペットベッド四角型」
https://www.nitori-net.jp/ec/product/7566567s/
ニトリのペットベッドで、初めてベッドを買う人におすすめのお手頃価格。洗濯機で丸ごと洗えるので清潔です。また、秋冬用のウォームタイプと春夏用のクールタイプがあり、この価格なら両方買うのがおすすめ。
ニトリ「ペットベッド四角型」:1990円〜
https://www.nitori-net.jp/ec/product/5785315s/
第9位 ハウス型 monchéri(モンシェリ)「室内用ストライプペットハウス クッション付」
https://moncheri.jp/products/muit221780
囲い部分が木と布でできた家の形をしたベッド。中のクッション部分は、コットンとファーのリバーシブルなので、季節に応じて使い分けができます。また、クッション部分は洗濯可、ハウス部分も掃除が簡単なので、清潔に過ごせます。
monchéri「室内用ストライプペットハウス クッション付」:14,800円
https://moncheri.jp/products/muit221780
第8位 カドラータイプ Richell(リッチェル)「ペットベッド オーバルトレイ」
https://www.richell-shop.jp/c/pet/059205
プラスチック素材のトレイの中にクッションが入っているベッド。プラスチック部分は柔らかく柔軟性があるので愛犬にとっても安心です。
クッションだけの購入もでき、数枚用意しておくことで1枚洗っている間ももう1枚を使うことができます。また、クッションもトレイも丸洗いできて清潔。
Richell「ペットベッド オーバルトレイ」:3080円〜
別売りクッション:990円
https://www.richell-shop.jp/c/pet/059205
第7位:マットタイプ Jetsetter(ジェットスター)「トラベルマット」
https://lutie.jp/products/detail/198
旅行先で役立つ、撥水性のあるトラベルマットです。犬が寝る部分は取り外しできるクッション素材、裏面には撥水性のある素材で出来ていて、お手入れも簡単。持ち運びに便利な折りたたみ式で、おしゃれなデザインもおすすめポイントの1つです。
Jetsetter「トラベルマット」:23,100円〜
https://lutie.jp/products/detail/198
第5位 マットレスタイプ/マットタイプ PENDLETON(ペンデルトン)「ペットクッション」
https://item.rakuten.co.jp/plywood/24371005/
アメリカのブランド「Pendleton」によるペットクッションです。フリース素材とコットンキャンバス素材とリバーシブルになっているので、季節に合わせて使えます。やや薄手のタイプなので、自宅だけでなく持ち運びもでき、旅行などでも活躍できます。
PENDLETON「ペットクッション」:18,700円〜
https://item.rakuten.co.jp/dogplanet/10004680/
第4位 マットレスタイプ Doggybo「Midi」
「人をダメにするソファ」としても有名なアメリカのビーズクッションのブランド、Yogibo(ヨギボー)のペット版がDoggyboです。中身が100%ビーズのYogiboと違い、Doggyboの中身はビーズ20%、ポリエステル80%。これにより心地よい寝心地が生まれます。カバーは取り外して洗濯可能。
Doggybo「Midi」:10,890円
https://yogibo.jp/products/detail/dgb-m
第3位 カドラータイプ Ambient Lounge(アンビエントラウンジ)「ペットラウンジ」
https://www.instagram.com/p/Cwe_AWWJwJQ/?hl=ja
本体部分は撥水性のある高密度ナイロン素材、中身はビーズ、クッション部分は取り外し可能と充実の内容のベッドです。クッションは、コットンやボアなど数種類あり、季節や気分に合わせて変えることができます。
子犬・成犬はもちろん、温度の調節機能もついているのでシニア犬にも安心。また、クッション部分は洗濯機で洗うこともできます。また、同シリーズで屋根がついたタイプもあります。
Ambient Lounge「ペットラウンジ」:25800円〜
https://www.instagram.com/p/CjZ5xDjt6mo/?hl=ja&img_index=6
第2位 カドラータイプ Cloud7(クラウドセブン)「スリーピー・デラックス」
https://starry.sunnyday.co.jp/products/detail.php?product_id=2216
ドイツのドッグブランドCloud7のベッドです。へたりにくい素材のクッション素材で出来ており、長く使うことができます。またカバーだけでなく、中のクッション部分もパーツごとに分解して洗うことができ、清潔さを保つことができます。
Cloud7「スリーピー・デラックス」Mサイズ:37,840 円
https://starry.sunnyday.co.jp/products/detail.php?product_id=2216
第1位 カドラータイプ MiaCara(ミラカーラ)「ボックスドッグベッド」
ドイツのペットブランドによる、「ボックスドッグベッド」。MiaCaraのベッドはマットレスタイプですが、日本だけでこのタイプが販売されています。
低反発素材で寝心地がよく、くたびれない素材を使用。表面は撥水加工、さらに天然素材をベースに作るなど、いたれりつくせりのベッドです。
MiaCara「ボックスドッグベッド」:19,250円〜円
犬のベッドを置く場所は?
せっかく用意したベッドやマットも、よく考えてからおかなければ、犬が安心できないスペースになってしまうかもしれません。そこで犬のベッドを置くのに適した場所を解説します。
トイレから遠い場所に置く
犬のベッドは、トイレから遠い場所に置くのがおすすめです。犬はキレイ好きで、自分の寝る場所を汚すのを本能的に嫌います。
そのため、トイレの近くにベッドを置いてしまうと、安心してくつろげなくなってしまいます。また、トイレの臭いに慣れてしまい、ベッドの上に粗相をしてしまうこともあります。
愛犬が落ち着ける場所に置く
ベッドは、犬が安心できる静かなスペースにおきましょう。リビングの隅、廊下、家具の隙間など、その犬にとっての安心できる場所は異なります。
愛犬を注意深く観察し、お気に入りの場所に置いてあげてください。犬もリラックスし、生活できるようになります。
ケージの中
犬のベッドは、犬の安心できるケージの中に置くのもおすすめです。その際にも、ペットシーツの隣には置かないようにしましょう。
ベッドを使う上でのポイント
犬のベッドやマットを使う上で、そのほかのポイントをまとめます。困ったときは参考にしてください。
新しいベッドを使ってくれないときは?
せっかく新しいベッドを選んで買ったのに、知らない匂いに警戒して愛犬が使ってくれないというのもよくあること。そんなときは、慣れさせるために次のような対策があります。新しいベッドに馴染んでくれるまで時間がかかることもありますので、じっくり待ってあげてくださいね。
- 飼い主さんの匂いのついたタオルなどを置く
- 愛犬のお気に入りの場所に置く
- ベッドまわりを囲ってみる
ベッドの洗い方は?
犬のベッドの洗い方は、そのベッドによって異なります。洗濯機で丸洗いできるものもあれば、手洗いしかできないものもあります。
また、犬が眠るクッション部分だけ洗えるというものも。干し方についても、乾燥機不可、日陰干しのみ、風通しのよいところで、などさまざま。
ですので、ベッドを洗うときは、タグや取扱い説明書などで、どんな方法で洗えるのか、どんな干し方をするのかを必ず確認してください。表示通りに洗わなければ型くずれ、破れなどにつながります。
また、香りの強い洗剤や、人間用の香り付き柔軟剤などは、使わないほうがよいでしょう。匂いに敏感な犬には、強い香りにストレスを感じてしまいます。
犬のベッドは心も体も休ませる場所
今回は、犬のベッドやマットの選び方、おすすめのベッドなどをご紹介しました。そのほかに使う上のポイントなどもまとめているので、ぜひ役立ててくださいね。
人間と同じ、もしくはそれ以上で犬もパーソナルスペースがあると安心して眠ることができます。また、犬のベッドには体の負担を減らし、睡眠を充実させるという側面もあります。多くのベッドの中から、愛犬が気持ちよく眠れる、ぴったりのベッドを用意してあげましょう。