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たすき掛けリードを知っていますか?

#お出かけ

愛犬とのお散歩に必ず必要な道具が、リードと首輪。

ノーリードでの散歩は、何かの拍子に愛犬が周りの人や他の犬に危害を与えたり、交通事故に遭ったりする可能性のあるとても危険な行為です。外出の際に犬をリードでしっかりと繋ぐことは『係留義務』として各都道府県でも条例が定められています。

ペット先進国である欧州ドイツにスタッフが視察に行った際には、スーパーや駅など街の至るところに犬を連れている人が見られましたが、中でも目を惹いたのはカラフルな色や様々なデザインのリードを服の上から斜めに掛けた飼い主が愛犬と歩いている姿。
ドイツでは、愛犬を飼う際にはドッグトレーニングが飼い主への義務とされており散歩時の係留義務はないのですが、見たところファッションとしてリード選びを楽しんでいる人が結構いるように思いました。

日本の愛犬家の間でも近年徐々に人気が出ているのが、この”たすき掛け”型のリードです。
おしゃれなだけではなく、実際使ってみるととても理に適っていて目から鱗のたすき掛けリード。今回はその魅力をお伝えいたします。


たすき掛けリードとは

肩から斜めに掛けるタイプのこのリードは日本ではまだまだ馴染みが薄いため、

  • ハンズフリーリード
  • アジャスタブルリード
  • マルチファンクションリード
  • ショルダーリーシュ

など呼び方も様々ですが、日本では一般的に『たすき掛けリード』と呼ばれています。

頭と片腕をリング状のリードに通して、ショルダーバッグのように肩から斜めにたすき状に掛けるこのリードは、飼い主の胴体でリードが固定されるため、手で持たなくても愛犬が飼い主の側から離れてしまうことがありません。もちろん、人通りの多い道を歩く時や引っ張り癖の強い子のお散歩の際には手を添える必要はありますが、常にしっかりと握っておく必要のあったこれまでの手持ちリードとは全く感覚が異なるリードといえます。


たすき掛けリードの魅力

メリット1 ハンズフリー

これはたすき掛けリードの何よりの特徴であり、手持ちリードとの大きな違いなのですが、これが使ってみるとかなり便利です。

散歩時の状況をよく考えてみると、

  • お散歩バッグ
  • 雨の日の傘
  • ついでのお買い物袋
  • 撮影用のスマホ(立ち止まりましょう)

など何気に結構手が塞がってしまうことが多いんです。

一時的に、手首にリードを通して両手を空けた状態にすることはできますが、その状態だと手を上に向けて行う用事しかできなかったり、周りの状況を見ながらだったりと動作がかなり制限されます。

他にも

  • フンを拾うべくしゃがんだ際のじゃれつき(目線が合うと嬉しい犬あるある)
  • 猫を見つけた瞬間ビーンとなるリード(突然目覚める野生)

などヒヤリとする場面、結構ありませんか?これが肩掛けリード使用だと、万が一添えていた手が離れてしまっても、しっかり愛犬と自身の身体がリードで繋がっているので非常に安心です。

左手にごみ袋&右手にトングで、散歩しながらいつも歩く道沿いを綺麗にすることだってできちゃいます。

  • ランニング/ジョギング
  • トレッキング/山登り

のようなアクティブな趣味でも愛犬と一緒に存分に楽しめますね。
特にキャンプ時にはメリットを感じる機会が多く、テントへ荷物を運んだり管理棟へ手続きに行ったり車との往復をしたりなど、細かな用事の時に愛犬を慣れない山奥に係留しておく不安もなく、いつでも一緒に行動ができます。


メリット2 安定感

たすき掛けリードは元々、リードが太く重たくなりがちな大型犬との長時間の散歩時でも、飼い主の負担を軽減し、かつしっかりと愛犬と飼い主を繫いでおくために欧州で普及した経緯があります。

腕の力だけでなく人の体重でリードを固定できるため、力の強い犬の引っ張りにも負けず安定するのが特徴ですが、この安定感は犬側にもメリットが大きく、飼い主の腕の振りでリードがブレることが少なくなるため、特に体重の軽い小型犬には首にかかる負担がとても軽くなります。

愛犬が中型犬以上の場合だと運動量の確保のために散歩時間も長くなるため、その間リードを握り続けておく負担は結構なものです。


大小の犬種に関わらず、小さなお子様・シニア世代の方・小柄な女性でも急に強く引っ張られた際に万が一の事故を防ぐことができるため、元気な愛犬とも安心してお散歩ができるでしょう。


メリット3 汎用性

たすき掛けリードは手持ちリードでいう持ち手の部分が大きくなったようなデザインで、その”大きな輪っか”部分が縫い付けられて完全に固定されているか、ナスカンで取り外しができるかどうかによって汎用性が大きく異なります。

たすき掛けリードを未だ使ったことがなく、まず1本購入してみようと検討されている方へのおすすめは、後者(取り外しができる方)になります。


取り外しが可能なたすき掛けリードの構造は、長い1本のリードの途中にDカンというアルファベットの『D』の形をした金具が付いており、両端にナスカンフックが付いています。片端のフックをDカンに留めてリング状にし、もう片端のフックを犬に繋ぐという仕組みです。

このフックを逆さまに使用したり、Dカンの位置自体を調整することによって、肩掛け部分の輪っかの大きさを変えたり、手持ちリードとして使ったり、もう1本別のリードを繋げて多頭引きにしたりとマルチに大活躍させることができるのです(※商品によっても仕様が異なりますので購入の際には確認をしてくださいね)。

一時的に愛犬を繋いでおく際にも、フックが取り外しできる肩掛けリードだと、これまでの手持ちリードと同じように使えるため便利です。

輪っかの部分が調整できるのは一見地味な仕様にも思えますが、1本で様々な体格のご家族と共用で使えること、衣服の上に装着するという特性上、薄着の夏とダウン着用の冬の散歩とではサイズ感がかなり変わることから、Dカンによるサイズ調整はお気に入りの1本を使い倒すにはマストな機能といえます。


メリット4 おしゃれなデザイン

たすき掛けリードは、多くの手持ちリードの形状とは違い、肩に食い込みにくくするために平たいリボン形状の製品が多く見られます。

一見すると、手持ちリードに比べて幅が広いのでゴツい印象を受けるかもしれませんが、多くは布やナイロン素材でできており断面が薄いため、実際に肩に掛けてみると重量を感じないのも特徴です。

衣服の上に固定し、手持ちリードよりも目に入る面積が大きいということで、ただの散歩用具ではなくファッションの一部としてデザイン性の高いたすき掛けリードが注目されているのです。

日本ではまだ普及し始めたばかりのたすき掛けリードですが、既に海外ではスタイリッシュなカラーリングのものや、刺繍が施されたもの、ビーズやタッセルが縫い込まれたものなど多様なデザインのたすき掛けリードが豊富に販売されています。


Lutieで取り扱うたすき掛けリード

先述のとおり、たすき掛けリードは大型犬の多いドイツなどの欧州が発祥です。

Lutieでは、欧州で人気のたすき掛けリードを現地で直接バイヤーがセレクトして日本へ届けていますので、他にはないデザイン性の高いリードを多く取り扱っています。
ただし、入荷が不定期で小型犬サイズは特に人気なため、気に入った柄のリードを見つけたら即入手されることを強くおすすめします。


これからはお気に入りのリードに合わせて服をコーディネートするのも散歩の楽しみになるかもしれませんね。

愛犬とのお散歩ライフをもっと楽しく、もっと優しく、そしてオシャレに。あなただけの「たすき掛けリード」をぜひ探してみてください。

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