犬のワクチンを打った後にシャンプーしても大丈夫?気をつけることとは
#健康
愛犬に定期的にシャンプーをして、清潔を保ってあげたいという飼い主さんが多いことから、トリミングサロンやシャンプー関連の商品も増えてきました。
その一方で、愛犬のワクチンの予定が入っていることもあるでしょう。
では、ワクチンを打った後にシャンプーはしても良いのでしょうか?
今回は、ワクチン後のシャンプーについて詳しく見ていきます。
犬のワクチンを打った後シャンプーしても良い?
犬のワクチンを打った後、シャンプーはしても良いのでしょうか?
ワクチンの予定はあらかじめ決まっていることが多く、シャンプーも定期的にしてあげたいという思いから、どのように対応したら良いか悩んでいる飼い主さんもいることでしょう。
さっそく、シャンプーをしても良いのか見ていきます。
ワクチンを打った後のシャンプーはNG
犬のワクチンを打った後、シャンプーは控えましょう。
どの種類のワクチンを打った後でも、獣医師から安静に過ごすようにと言われます。
これは、ワクチンによる副反応やアレルギーが起きる恐れがあるからです。
いつも通り散歩をしたり激しく遊ぶなどによって、体調が悪化する可能性が高まるため、ワクチン接種後はゆっくり過ごすように言われます。
そのような状態のなかシャンプーをすると、犬はますます疲れてしまいます。
いつものシャンプーであっても、犬にとってはかなりの体力を消耗するものなのです。
接種後は、シャンプーだけでなく、いつもの過ごし方を振り返ったうえでおとなしく過ごすようにしてください。
ワクチン前のシャンプーも控えよう
ワクチンを打った後のシャンプーだけでなく、ワクチン前のシャンプーも控えると安心です。
ワクチンを打つ前に体力を使ってしまうことで、ワクチン接種後に体調を崩してしまう恐れがあります。
犬にとってシャンプーは体力を消耗するものであること、その状態でワクチンに臨むことで体調不良を起こしてしまうかもしれません。
体調が万全なときにワクチンは受けるようにしたいので、ワクチン前のシャンプーも控えましょう。
ワクチン接種後のシャンプーについて気を付けること
ワクチン接種後、シャンプーはいつから再開すれば良いんだろうという疑問にお答えするため、ワクチン後のシャンプーについて詳しく解説します。
期間はどれぐらい空けると良い?
ワクチンを打った後、シャンプーは1週間空けて行ないましょう。
1週間空けるのが難しい場合は、最低2、3日空けるようにします。
そして、ワクチンの接種後、体調が良いかを確認したうえで行なうようにしましょう。
ワクチンを打った後のシャンプーのタイミングは上記の通りですが、シャンプ―を先に済ませた場合、ワクチンを受けるのは1、2日空けてからにすると良いです。
どうしてもお手入れが必要になったときは?
ワクチンを打った後は、基本的にシャンプーを控えるようにしたいです。
しかし、トイレを済ませているときに体が汚れてしまうなどのトラブルが起きることもあるでしょう。
そのような場合には、きれいにしてあげたいです。
そこで、以下の点に注意しながらお手入れをしてあげましょう。
・ブラッシングをする
乾いた汚れがついている程度であれば、ブラッシングを丁寧に行なうことで汚れを落とせます。
毛の根元を押さえながら梳かしていくと、汚れが落ちきれいになります。
普段からブラッシングに慣れていると嫌がらずにさせてくれるため、日々のお手入れの一つとして取り入れておくと良いでしょう。
・部分洗いをする
耳や足先、おしりのあたりなどが汚れてしまったときは、部分洗いできれいにすることができます。
濡れたタオルで汚れを拭き取るような形で、短時間で汚れを落としてあげるのがポイントです。
時間をかけて行なうと疲れてしまうので、汚れている箇所だけを簡単に部分洗いしてみましょう。
・水不要のシャンプーを使う
汚れを落としてあげたいけれどシャンプーは難しい・・・というとき、水不要のシャンプーを使って洗うこともできます。
体を濡らして洗いドライヤーで乾かすというシャンプーに疲れを感じることなく、ワクチン接種後の体を休めることが可能です。
消臭成分が入っている水不要のシャンプーもあるので、上手に活用することで愛犬の体を清潔に保つことができるでしょう。
仕上げには、乾いたタオルでていねいに拭き取るのがポイントです。
ワクチン接種後、シャンプー以外に注意すべきことについて
ワクチン接種後、シャンプーは控えて、1週間経過したころに行なうと安心です。
どうしても体が汚れてしまったときは、いつものシャンプーはせず、負担がかからない方法できれいにしてあげると良いです。
そして、ワクチン接種後はシャンプーの面だけでなく、過ごし方にもちょっとした注意点があります。
注意点を抑えて、ワクチン後の体を労わるようにしましょう。
散歩やお出かけは控える
いつものように散歩をしたり、ちょっと遠出するといった活動は避けましょう。
体を動かすことで体温が上がるため、ワクチンによる副反応が出やすくなります。
トイレを済ませる程度にし、家の中で安静に過ごすようにしましょう。
激しく体を動かしたり興奮することで体調が悪化し、再度動物病院に行く必要が出てくる可能性もあります。
ワクチン後は飼い主さんがそばにいてあげる
ワクチンを打った後、犬はとても疲れています。
また、いつどのような副反応が現れるかもわかりません。
そこで、ワクチンを接種する日は飼い主さんがそばにいてあげるようにしましょう。
急に調子が悪くなったとき、すぐに対応することができます。
落ち着いて安心して過ごせるように、飼い主さんも一日空けておくと良いでしょう。
犬のワクチンを打った後、シャンプーは控えて安静に過ごそう
犬は、ワクチンを打った後、私たちが想像する以上に疲れています。
そのため、ワクチンの前後にシャンプーをすることはおすすめできません。
ワクチン後に関しては、1週間は空けてからシャンプーを行なうようにしましょう。
体に負担がかかるのを防ぎ、体調を整えるために飼い主さんがケアしてあげることが大切です。