コラム 飼い方

保護犬を迎える前に知っておきたい飼い方についてご紹介

犬をお迎えしたい、そう考えるとき保護犬を迎えるという選択肢もあります。最近では保護犬を飼いたいという家族も増え、保護犬にとって新しく落ち着ける場所ができるのは嬉しいことです。その一方で、保護犬を飼うにあたっての飼い方やしつけの面についても理解しておく必要があります。ここでは、保護犬を迎える際に知っておきたい飼い方について、詳しく解説しましょう。

保護犬のこれまでの体験などを理解しておくことが大切

保護犬は、わけがあって保護されており、その背景は一匹ずつ異なります。人や犬が苦手、外に出るのが怖い・・・など不安なことを抱えている犬が多いのも事実です。気になる子がいたら、どのような理由で保護されたのか、どんな特徴のある犬なのかをあらかじめ理解しておくことが大切です。その背景を知っておくことで、新しい家族の一員として安心して迎えられるでしょう。

保護犬のなかには、臆病、落ち着きがない、警戒心が強い、人になかなか慣れないなど、様々な特徴があります。

保護犬の体験や背景を知り、そのうえでその子に合った飼い方やしつけを行なうのがポイントとなります。

保護犬の飼い方について

保護犬は、ペットショップなどから子犬を迎える場合とは少し状況が異なります。保護犬はとてもデリケートなので、飼うにあたって準備するものや飼い始めてから注意すべきことなどがあります。

落ち着ける環境を作ってあげよう

室内・室外問わず、まずは保護犬が安心して過ごせる環境を作ってあげましょう。室内であれば保護犬のケージや空間を用意する、室外であれば小屋やベッドなどを用意するといった、基本的な環境を整えることが重要です。

ケージに入りたがらない、部屋の隅っこばかりにいるなどであれば、無理にケージに入れようとするのではなく、保護犬が落ち着ける場所で過ごさせてあげるようにしましょう。

飼い主から無理に近寄らない

保護犬を迎えようと考えている人は、犬とのスキンシップを楽しみにしているでしょう。しかし、保護犬は様々な理由によって保護されたので、人と接するのを苦手な子もいます。そこで、飼い主から保護犬に無理に近寄らないという点も気を付けてみましょう。特に、激しく吠えて警戒する場合は、こちらから触れようとせず、そっとしてあげることが大事です。

遠すぎない距離感を保ち、気長に接することで、徐々に保護犬も心を開いてくれるでしょう。

慣れてきたら、一緒に過ごす時間を増やしてみよう

保護犬を迎えてしばらく経ち、少しずつ慣れてきてくれたと感じられるようになったら、一緒に過ごす時間を増やしてみましょう。楽しそうに散歩しているようなら散歩の時間を増やしてみる、おもちゃを使って一緒に遊んでみるなど、できることから挑戦してみるのがポイントです。

室内で過ごしているとき、保護犬の方から近寄ってきてくれたり、逃げたり警戒するようなことが減ってきたら、信頼関係が出来上がってきているという証拠でしょう。ほんの小さな変化もしっかり受け止め、プラスに考えながら保護犬との生活を楽しんでみてください。

良い信頼関係が築けると、気が付いたころには良きパートナー・家族として欠かせない存在になっていることでしょう。

保護犬のしつけは難しい?

保護犬は様々な背景を抱えているため、とても大切に接する必要があります。そのなかで、難しいそうと感じてしまうのがしつけでしょう。では、保護犬のしつけは難しいのでしょうか?しつけのポイントについても確認しておきましょう。

保護犬の性格に合わせてしつけを行なおう

保護犬は、今までの体験や年齢、犬種などによって性格や特徴が大きく異なります。ここで重要となるのが、保護犬の性格に合わせてゆっくりしつけを始めることです。まずは、新しい環境に慣れるというのが大事であり、保護犬自身も一生懸命に過ごしているはずです。緊張や不安を感じている子もいるかもしれません。

そのため、緊張や不安を取り除いてあげて、そのうえでスローペースでしつけを行なうようにしましょう。ちょっとずつできることから始める、怖がったり嫌がるようであればすぐに中断するなどの注意も必要です。

基本的なしつけからゆっくりと始めよう

保護犬のしつけを始める際は、とても慎重に進めるようにしたいです。そのなかで、まずは基本的なしつけをゆっくり始めてみましょう。トイレ、散歩の仕方、ケージ内での過ごし方などを少しずつ、保護犬に教えるようにします。

トイレに関しては、保護犬が子犬であれば比較的スムーズに覚えてくれるでしょう。一方、成犬である場合は根気よく向き合って覚えてもらうよう、しつけをすることが大切です。保護犬を飼うのが初めて、犬自体を飼うのが初めてな人は、保護団体やトレーナーに相談してみるのも一つの方法です。

しつけの面で悩んでいるときはトレーナーに相談するのもおすすめ

保護犬のしつけを始めたなかで、なかなか思うようにいかない、問題行動が減らないなどの悩みを抱えることもあるでしょう。そんなときは、トレーナーに相談する方法もおすすめです。経験が豊富で、実際に保護犬に関わってきたトレーナーを選ぶのがポイントです。

そして、飼い主自身もトレーナーから一緒に教わる形で、保護犬のしつけについて考えてみましょう。一緒に過ごす時間を増やすことも、保護犬がリラックスして生活を送れるようにするためには必要です。

とても繊細な保護犬、飼い主が寛容に接して
安心できる場所を作ってあげよう

保護犬は、一匹ずつ体験した内容が異なり、人におびえている子も多いです。その背景を理解して、飼い主は寛容に接してあげましょう。保護犬のペースや性格に合わせながら、お互いに無理なく過ごせる環境を作っていくことで、毎日を快適に過ごせるようになるはずです。基本的な飼い方のポイントをトレーナーや保護団体からもアドバイスを受け、保護犬にリラックスしてもらえるような環境を作っていってみましょう。

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