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犬が名前を呼んでも来ない!対処方法やしつけ方とは

犬が呼んでも来ない時の対処方法

愛犬が名前を呼んでも来てくれない、過去に迷子になり大変な思いをした・・・など、犬が名前を呼んでも来ないことに関する悩みを抱えている飼い主さんも少なくありません。日々一緒に過ごしながら、遊んだりトレーニングをしているなかで、愛犬が自分の名前を認識してくれていると思ってしまいます。

では、なぜ犬は名前を呼んでも来ないのでしょうか?原因としつけ方のポイント、名前を呼んで来ないときの対処法について解説します。

犬が名前を呼んでも来ない!その原因とは?

特別な思いを込めてつけた名前で呼んでも愛犬が反応してくれない、そばに来てくれないというとき、原因には何が考えられるのでしょうか?しつけを行なう前に、原因を確認しておきましょう。

名前を呼ばれたあとに嫌な思いをした

名前を呼ばれたあとに嫌な思いをした経験があると、犬は身構えてしまいます。特に、愛犬のしつけをしたり、悪いことをして叱るときに名前を呼ぶときには注意が必要です。名前で呼ばれると嫌なことをされると思ってしまうためです。

また、飼い主さんに呼ばれて近くに行ったら、病院に連れていかれたなどといった経験も、犬にとっては鮮明に残ってしまいます。

犬と飼い主さんとの間に信頼関係が築けていない

愛犬と過ごす時間が限られている、スキンシップを取ることも少ない・・・など、犬と飼い主さんとの間に信頼関係が築けていない場合にも、名前を呼んだときに反応がないことがあります。犬は、一緒にいて楽しく安心できる人のそばにいたいと考える動物です。そんななか、飼い主さんが家を空けることが多く、散歩の時間も短いとなると、愛犬にとっては信頼できる飼い主さんと認識するのが難しくなります。その結果、名前を呼んでも来ないという状態が起きてしまうのです。

何かに夢中になり飼い主さんの声が聞こえていない

犬は、犬種や性格によって夢中になるものが様々です。特に好奇心旺盛な犬は、一つのことに夢中になると周りの音が耳に入りにくくなります。ここから、飼い主さんが名前を呼んでも来ないということが起きるのです。

犬の性格やその日の気分も影響する

犬が名前を呼んでも来ないとき、性格やその日の気分も影響します。たとえば、犬の性格でみると、人と接するのが好きな性格の犬もいれば、独立心が強く飼い主さんとあまりくっつこうとしない犬もいます。

また、飼い主さんが何かに夢中になっていたり、子どもに構っているなどすると、面白くないと感じ拗ねてしまうこともあるのです。

年を重ねるごとに反応がなくなる場合は耳が遠くなっているかもしれない

今までは名前を呼ぶとすぐに来ていた愛犬が、年を重ねるごとに反応しなくなったという場合は、老化により耳が遠くなっている可能性があります。また、老化だけでなく、病気による影響で耳が聞こえにくくなる場合もあります。

徐々に呼びかけに対する反応が鈍くなってきたと感じるときは、動物病院で相談してみましょう。

犬が名前を呼んでも来ないときのしつけ方のポイント

犬が名前を呼んでも来ないとき、少しずつしつけを始めていくことで改善が期待できます。ここでは、しつけ方のポイントについて順にチェックしていきましょう。

まずは家の中で基本的なことから始める

まずは、家の中で、名前を呼んだときにそばに来るようしつけを始めます。おやつを用意し、それを愛犬に見せるようにしながら「おいで」と呼んでみましょう。愛犬がそばに来たら、ご褒美におやつを与えます。これを繰り返していくなかで、呼ばれたときに行くと良いことがあると認識してもらえます。

家の中での呼び戻しができるようになったら、散歩のときや公園に遊びに行ったときなどにも実践してみましょう。静かな場所で行ない、徐々に環境を変えていくことで、呼び戻しがスムーズにいきます。

遠くからの呼び戻しも可能にしておくと安心

近くでの呼び戻しが成功したら、少しずつ距離を空けて、遠くから名前を呼んだときにも来るようしつけをしてみましょう。長めのリードを用意し、広い場所で行なうのがポイントです。準備ができたら、以下の手順で遠くからの呼び戻しをトレーニングしてみましょう。

  1. おすわりや伏せで待たせる
  2. 待てをさせ、飼い主さんが2、3歩下がる
  3. 「おいで」と呼びかける
  4. 愛犬が戻ってきたら、さらに飼い主さんは4、5歩下がる
  5. 少しずつ距離を遠くしながら、呼び戻しを行なうのを繰り返す

少しずつ距離を空けて、呼び戻しのしつけをしてみてください。成功するよう、飼い主さんが工夫することで、犬もきちんと理解できるようになります。その後、少しずつおやつを減らしながら、いつどんなときも呼び戻しができるようにしつけを行なうのがポイントです。

犬が名前を呼んでも来ないときの対処法について

ドッグランや公園などの広い場所では、呼び戻しができないことで愛犬が迷子になってしまいます。そこで、犬が名前を呼んでも来ないときの対処法についてもまとめておきましょう。

愛犬の体に合う首輪やハーネス、リードをしっかりつけておく

愛犬が名前を呼んでも来ない場合、広い場所や他の犬が集まる場所では事故や怪我、トラブルへと発展してしまうことがあります。そこで、基本はリードを離さないよう過ごすようにすると安心です。そのリードも、体に合っていないと、抜け出てしまう可能性があるため、サイズは定期的に確認しておきましょう。同時に、首輪やハーネスも愛犬に合っているか、サイズを確認してみてください。屋外で急にリードを離すのではなく、呼び戻しを習得するまではしっかり飼い主さんが握っておきましょう。

愛犬の好きなおやつを用意する

愛犬の好きなおやつを用意するのも、愛犬を呼び戻す際に有効です。犬は嗅覚に優れている動物なので、いつも食べているおやつの匂いを感じ取ると、そばに来てくれるでしょう。おやつだけでなく、愛犬が気に入って遊んでいるおもちゃを用意しておくのもおすすめです。

犬が名前を呼んでも来ないときは、原因を知りしつけトレーニングを始めよう

犬が名前を呼んでも来ないとき、飼い主さんとしてはどのようにしつけをすれば良いのか悩んでしまいます。そこで、まずは呼んでも来ない理由を理解し、正しく冷静にしつけを行なうことが重要です。呼び戻しに関する対処法についても知り、愛犬と安心して過ごせるようにしましょう。

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