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犬に必要なミネラルとは?種類や適切な摂取量について解説

ミネラルは、犬の体の調子を整えたり、骨や歯の組織にも関わってくる栄養素です。私たち人間同様犬にとっても必要な栄養素であるミネラルですが、その種類を理解し、適切な摂取量を把握しておくことが大切です。ミネラルの摂りすぎも体に良くないので、その点についても見ていきましょう。

犬にとってミネラルは大切、バランスが大事

様々な栄養素があるなか、ミネラルも犬にとっては必要な栄養素です。カルシウムや鉄、カリウムなどいろいろなミネラルがあるなかで、11種類を必要とします。犬が主食として食べるドッグフードは、動物性タンパク質がメインに含まれており、これをエネルギーへと変換する際にたくさんのミネラルが必要になるのです。その結果、犬は人間よりもミネラルを摂取しておきたいのです。

しかし、ミネラルと呼ばれるものを種類関係なくたくさんの量与えるのは危険です。ミネラルにおいては、バランスが重要です。1種類のミネラルをたくさん摂取することで、他の栄養素の吸収量が低下してしまう恐れもあります。

ミネラルをバランスよく、適量補うことで、犬の体を健康に保つことができます。

犬が必要とするミネラルの種類について

犬が必要とするミネラルは、11種類にも及びます。これらをバランスよく、適量補うことが犬の体を健康に保つために大切です。そこで、11種類あるミネラルについて、もう少し詳しく調べてみましょう。

主要ミネラル

犬が必要とする11種類のミネラルのうち、主要ミネラルといわれているのがカルシウム、リン、カリウム、ナトリウム、マグネシウムの5種類です。順に特徴を見てみましょう。

  • カルシウム・・・骨や歯を構成する際に欠かせない栄養素で、筋肉の収縮や血液凝固、神経伝達といった点にも作用します。体内に最も多いミネラルともいえるのがカルシウムです。
  • リン・・・カルシウムと結びついて骨や歯を作ったり、心臓・腎臓機能の維持、pH調整などに関わってくる栄養素です。
  • カリウム・・・塩分を排出するという役割の他、筋肉の収縮や細胞内の浸透圧の調整なども行ないます。
  • ナトリウム・・・カリウムと一緒に働く栄養素で、細胞の水分バランスを保ったり、老廃物の排出にも関わっています。
  • マグネシウム・・・神経伝達、エネルギー生成をサポート、炭水化物と脂質の代謝に関わってくるミネラルで、犬の体に必要なものとなります。

微量ミネラル

主要ミネラルよりは少ないものの、次の微量ミネラルについても犬の体にとっては必要となります。

  • 鉄・・・不足することで貧血になったり、疲れやすくなってしまいます。血液の生成に関わってくる栄養素なので、適量を補うことが大切です。
  • 亜鉛・・・炭水化物やタンパク質の代謝、生殖機能においても重要な役割を果たしています。
  • 銅・・・メラニンを合成する際に必要な栄養素、鉄や亜鉛と相互依存滴な関係にあります。
  • マンガン・・・ミトコンドリアが正常に働くようサポートし、関節の形成や神経機能にとっても必要な栄養素です。
  • セレン・・・抗酸化作用に優れており、ビタミンEと一緒に体内で働きます。免疫力アップも期待でき、体内の活性酸素を除去する役割もあります。
  • ヨウ素・・・甲状腺ホルモンの合成を促したり、細胞の活動やエネルギー代謝にも関係している栄養素です。

ミネラルにはいろいろな種類があり、それぞれ役割が異なります。これらをバランスよく、適量補うようにすることで犬の体の機能を維持することができます。

ミネラルはどれぐらいの量を摂取すればいい?

ミネラルは、不足すると欠乏症になり、過剰に摂取すると病気の原因になってしまうこともあります。ミネラルは、適量を摂取することがポイントとなります。そこで、どれぐらいの量が良いのか考えてみましょう。

フードにどれぐらいのミネラルが含まれているかを調べてみよう

まず、普段愛犬に与えているドッグフードに、どれぐらいのミネラルが含まれているかを確認してみましょう。先に述べたミネラルのなかでどの種類が配合されているか、またその比率も調べてみてください。

そのうえで、足りないミネラルの種類が何であるかを見極めてみましょう。栄養素や成分について細かく表記されていますが、この部分をしっかり確認することで愛犬にミネラルが足りているか、また過剰摂取になっていないかなどを知ることができます。

ミネラルの摂取について動物病院で相談してみる

どんなミネラルが不足しているのか、また過剰摂取になってしまっているのかなどを確認したら、次に動物病院でミネラルについて尋ねてみましょう。愛犬にとってどんなミネラルがどれぐらい必要か、獣医師さんがアドバイスをくれるはずです。

そのアドバイスを元に、フードを変えたりサプリメントを利用してみるといった方法を取ることができます。

ミネラルは新鮮な食材で補うこともできる

ミネラルは、身近に存在する新鮮な食材を活用することで適度に補うこともできます。以下の食材を参考に、ドッグフードにトッピングしたり手作り食を試してみましょう。

  • カルシウムを含む食品・・・チーズ、牛乳、小魚など
  • リンを含む食品・・・カツオやマグロ、鶏肉、豆腐など
  • カリウムを含む食品・・・かつおぶし、トマト、バナナなど
  • ナトリウムを含む食品・・・チーズ、犬用ジャーキーなど
  • マグネシウムを含む食品・・・海藻類、大豆製品など
  • 鉄分を含む食品・・・海藻類、貝類、雑穀など
  • 亜鉛を含む食品・・・ゴマ、レバーなど

普段、スーパーで手に入る食材も多く、不足しているミネラルを追加で補うことができます。獣医師に相談しながら愛犬の様子をよく見たうえで、判断してみましょう。

犬に必要なミネラルはバランスが大切!

犬には多くのミネラルが必要である一方、過剰摂取になってしまわないよう注意が必要です。どんなミネラルが必要なのか、不足または過剰になることでどんなことが起きるのかを理解し、動物病院でのアドバイスも受けながら日々の食事を工夫してみましょう。

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